IKKO:「私こんなにイケてなかったんだ」コロナ禍を機にイメチェン 仕事の向き合い方に変化も 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演したIKKOさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演したIKKOさん=テレビ朝日提供

 美容家でタレントのIKKOさんが、7月20日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。コロナ禍で還暦を迎えての変化を語った。

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 今年1月に61歳になったIKKOさん。50代は太ってしまったこともあり、ずっと着物で通していたが、スタジオには華やかなスカート姿で登場。IKKOさんは「60歳からもうちょっと何かに挑戦していってもいいのかなって、その時の感覚で洋服を試してみた」と明かし、「今までとは違った、50代とは違った部分を新たに見せていきたい」とほほ笑んだ。

 IKKOさんは、多忙を極めていたコロナ禍前の生活について、「あのままずっと行っちゃったら、体調を崩して、もしかしたら今いなかったんじゃないかなって思うくらい。本当に体がボロボロになっていた」と振り返った。

 コロナ禍では、改めて自分を客観視したといい、テレビに映る自分の髪形やメーク、服装を入念にチェックした。IKKOさんは「私こんなにイケてなかったんだって思ってしまって。ファンデーションの塗り方から、アイラインの入れ方、まつげの太さまで全部変えて」と明かした。

 「誰とも会えないので、なんか苦しくなってくる時もあった」というIKKOさん。その時に、昔のテレビドラマを見てみようと思ったといい、「『おしん』(NHK)を拝見させてもらった時に、コロナ禍のこれぐらいのことは、当時の人たちの感覚から比べたら、まだ自分が気を付ければいいからなんとかなると思って勇気をいただきました」と語った。

 コロナ禍でゆったりとした時間を過ごす中で、IKKOさんは「(これまでは)1日仕事が休みになると『大丈夫かな?』と思うタイプだったんですよ。でも、このペースってこれから先の私に、ある程度余裕を持って仕事をすることを覚えなさいって言っているのかな」と感じたという。

 続けて、「仕事に対する力を抜くところと詰めるところを分けていく、エネルギーを分散すると楽になるんじゃないかなって。どこに一番価値を持っていくかっていうところをしっかりしないと、60代は豊かになれないんじゃないかな」と語ると、黒柳さんは「真面目なのね、あなた」と感心した様子を見せていた。

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