俳優の比嘉愛未さんと三浦翔平さんが、2023年秋公開の映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」でダブル主演を務めることが明らかになった。監督は、映画「利休にたずねよ」(2013年)や映画「天外者」(2020年)を手がけた田中光敏さん。比嘉さんが主演を務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「どんど晴れ」(2007年)の小松江里子さんが脚本を担当する。
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映画は「相続」「家族」「成年後見制度」の問題を描きつつ、伝説の真珠(時価6億円)を巡って起きるある家族の騒動を描く心温まるコメディー作品。三浦さんは、成年後見に注力している弁護士・城島龍之介を、比嘉さんは三重・伊勢志摩で真珠を養殖する夫婦の三姉妹の三女、大亀遥海を演じる。
比嘉さんは「今回、ずっとご一緒したかった田中光敏監督。そして私のドラマデビュー作品でもある『どんど晴れ』の小松江里子さん。このお2人の作品に呼んでいただき、とてもうれしく光栄でした。成年後見人制度から起こる、家族の人間模様が丁寧に、シリアスになり過ぎず、むしろ面白くて思わず笑ってしまうような軽快さがあるこの作品。伊勢志摩の自然や文化などの美しさも必見です!!」と語った。
三浦さんは「コメディ? ハートフル? ジャンル分けをしちゃいけない、いろんな意味で『振り幅が広い』映画になりましたね。『法律』『相続』『真珠』『家族』とテーマはしっかりしていますが、どのキャラクターも遊び心満載で、心情もそれぞれ異なっているので、何回か見ていただけると、より楽しめると思います。最後は見事に田中監督のマジックにかかってしまいました」とコメント。
比嘉さんと「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズ(フジテレビ系)で共演し、作中で夫婦役を務めた浅利陽介さんのほか、小手伸也さん、山崎静代さん、松岡依都美さん、田中要次さん、石野真子さん、三浦友和さんも出演する。
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