どうする家康:木村多江、「平清盛」以来11年ぶりの大河ドラマ出演 “石川数正”松重豊の妻に

大河ドラマ「どうする家康」で鍋を演じる木村多江さん=NHK提供
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大河ドラマ「どうする家康」で鍋を演じる木村多江さん=NHK提供

 松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)に、俳優の木村多江さんが出演することが8月3日、明らかになった。木村さんが大河ドラマに出演するのは「平清盛」(2012年)以来、11年ぶり。石川数正(松重豊さん)の妻・鍋を演じる。

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 鍋は、頑固で無口な石川数正を支えた糟糠(そうこう)の妻。秀吉(ムロツヨシさん)との関係がこじれていく徳川のため、我が子を人質として差し出すという夫の決断を受け入れる。孤立していく数正を支える理解者という役どころだ。

 木村さんは、鍋について「夫の数正さんは常に命をかけて戦っているので、癒やしであり、彼の前では安定してる人。彼を理解しようと努力し、寄り添っている人と役をとらえ、現場では数正さんと演じる松重さんのあらゆる感情を受け止めて、寄り添うことを大切にしていました」とコメント。

 11年ぶりの大河ドラマ出演について「タイムスリップしたようで楽しく、スタッフの方々の細やかな職人技に支えていただき、とても役に入りやすく、以前も同じように感じたことを思い出しました」と語った。

 また、夫役の松重さんについて「久々の共演でしたが、削ぎ落としていく芝居をしながらその人を語る、ということを学ばせていただき、とても日常的で、でも自分の中でジーンとくるシーンも2人で作ることができ、すてきな思い出になっています」と話した。

 「どうする家康」は、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。

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