柏木由紀子:インスタ投稿きっかけで「シニア世代のおしゃれ番長」に 年を重ねてからは「いろんな色を着て元気に」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した柏木由紀子さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した柏木由紀子さん=テレビ朝日提供

 俳優の柏木由紀子さんが、8月8日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。「奇跡の75歳」「シニア世代のおしゃれ番長」と呼ばれる柏木さんが、ファッションについて語った。

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 子役の頃からモデルとしても活躍していた柏木さんはおしゃれが好きで、娘に勧められて自身のインスタグラムで私服を公開するようになった。その投稿がきっかけでファッションブックの出版の話が持ち上がった。

 柏木さんは、この本について「(洋服は)全て私物で。だから新しいものばかりではないんですけど、スタイリストさんも入れないで、全部自分で(コーディネートした)」と説明。シニア世代だけではなく、若い世代からも反響があったといい、出版記念のファンミーティングを開催した際には、「たくさんの方がいらしてくださって。同い年くらいの方ばっかりかなと思ってたら、50代とか60代、若い方が多くてすごくうれしかった」とほほ笑んだ。

 黒柳さんが「『今日何着よう』と思うことが、(夫の坂本)九さんが亡くなったことから立ち直るきっかけになったんですって?」と尋ねると、柏木さんは「そうですね、全てではないですけど」と前置きした上で、坂本さんが司会を務めていたクイズ番組の後任を担当することになった際のエピソードを披露。

 柏木さんは「司会なんてできないってお断りしたんですけど、やることになりまして。(日航機墜落)事故があった半年後ぐらいなんですけど、思い切って自分を奮い立たせるためにも1回目の収録はピンク色のスーツを着て臨んだんです」と振り返った。

 「皆さんに見ていただくのに明るい印象というか、自分を力づけるためにそうしていた」といい、「洋服だけじゃないですけど、少しずつ気分が変わってきたんですね」と話した。

 続けて、「雨の日とかはちょっと派手な色を着て、しんみりするよりもパッとしたほうがいい。年齢を重ねてからは、ピンク着たり、赤着たり、黄色着たり、いろんな色を着て自分で元気になっています」と笑顔を見せた。

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