岡田麿里監督:「アリスとテレスのまぼろし工場」 突っ込んだ思春期観 世界を壊す恋の強度 揺さぶる物語に

岡田麿里監督の劇場版アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」の一場面(C)新見伏製鐵保存会

岡田麿里監督の劇場版アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」の一場面(C)新見伏製鐵保存会

 アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」などの脚本で知られる岡田麿里さんが監督を務めるオリジナル劇場版アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」が、9月15日に公開される。岡田監督が脚本も手掛け、突然起こった製鉄所の爆発事故により、時が止まり、外に出る道も全て塞がれてしまった町を舞台に、少年少女たちが“恋する衝動”を武器に未来に向かおうともがく姿が描かれる。岡田監督はこれまでも思春期の少年少女たちの心の闇、葛藤、危うさ、痛々しさを包み隠さず真っすぐに描いてきたが、今作では「今までよりも突っ込んだ自分の思春期観を描きたかった」と突き詰めた。制作に懸けた思いを聞いた。

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