小雪:「ブギウギ」で朝ドラ初出演 夫・松山ケンイチとの“朝ドラリレー”が実現

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する小雪さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する小雪さん(C)NHK

 俳優の小雪さんが、趣里さん主演の2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが9月26日、分かった。夫の松山ケンイチさんは、2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」に出演することが8月に発表されており、夫婦で“朝ドラリレー”を果たすこととなる。小雪さん、松山さん共に朝ドラ初出演。

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 小雪さんが「ブギウギ」で演じるのは、村山興業社長・村山トミ。女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた関西の女傑。愛助(水上恒司さん)はトミの一人息子。

 「クランクイン前には、激動かつ華やかな戦前から戦後にまたがる日本の音楽、芸能業界のお話をいろいろお聞きし、改めてこの時代を生きる方々の力強さを学ばせていただきました。初の朝ドラ、そして大阪局での撮影ということで、とても緊張していましたが、演者の皆様、スタッフの皆様に支えられ、温かな雰囲気で撮影に臨めています。『ブギウギ』の世界観を視聴者の皆様と共に堪能していきたいと思います」と話した。

 松山さんは「虎に翼」で堅物で腹の内を決して見せない裁判官の桂場等一郎(かつらば・とういちろう)を演じる。「僕は15年前から朝ドラに出演することを目標に俳優活動を続けてきました。このタイミングで目標が達成されたことを考えると、活動を続けていくことが大切なことだと、改めて感じました。視聴者の皆様の心に残るよう僕自身も楽しんで演じていけたらと思います」とコメントしていた。

 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914~1985年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。10月2日放送開始。

 「虎に翼」は、NHK連続テレビ小説の第110作。日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)がモデルで、ヒロインの寅子が、迷える子供や、追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテインメント。2024年春放送予定。

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