オモウマい店:大分のソウル・フード「とり天」発祥の中華料理店 駐車場係の身振り手振りが秀逸、ファン魅了

11月7日放送の「「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「とり天定食」=中京テレビ提供
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11月7日放送の「「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「とり天定食」=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。11月7日の放送では、大分県別府市の中華料理店が登場する。

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 大分県のソウル・フードとなった「とり天」の発祥の店と言われる同店は、とり天7個の「とり天定食」(1430円)が人気メニュー。ニンニクや特製しょうゆで下味を付けた国産の鶏もも肉を、卵と小麦粉と片栗粉で揚げている。口に入れた瞬間、あまりのおいしさで思わず体を揺らしてしまうお客さんがいるほど。

 また、北海道産の昆布からとったダシに1日漬け込んだ鶏もも肉を、ペースト状にしたゆずの皮を加えて揚げた「ゆずとり天定食」(1544円)も看板メニューのひとつ。とり天は多いときで1日約400人前、使用する鶏肉の量は1カ月で約7トンに上るという。

 店には計60台分の駐車場があり、係の男性スタッフ(50代後半)が1人で客の車を誘導・案内している。そのスタッフの華麗な身振り手振りが評判で「(駐車場に)停めるだけで楽しくなって、ご飯前も楽しい」と客を魅了する。

 男性はかつて、ラーメン店で働く職人だったが、腰を悪くしてリタイア。「まっすぐ立ってできる仕事はないか」と考え、駐車場の警備員の仕事を始めたという。その仕事ぶりが各地で評判となり、これまで4回ヘッドハンティングされた。客サービス用のお菓子を自前で用意したり、店内の待ち時間を確認したり、駐車係以上の役割を担っている。男性が営業時間前に請け負っている驚きの仕事とは。

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