オモウマい店:“炎の料理人”周富徳さんの一番弟子が営む中華料理店 “中華の鉄人”陳建一さん直伝「マーボー飯」も提供

10月31日の放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「マーボー飯」=中京テレビ提供
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10月31日の放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「マーボー飯」=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。10月31日の放送では、栃木県小山市の中華料理店が登場する。

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 店主は、中華専門のシェフとして複数の一流ホテルで腕を振るい、内閣総理大臣賞を受賞した経験を持つ70代の大ベテラン。テレビでも活躍し“炎の料理人”と呼ばれた故・周富徳さんの一番弟子で、第1回中国料理世界大会には日本代表として出場し、点心部門で3位に選ばれたこともある。

 数々のメニューの中でも客が絶賛するのが、しょうゆで味付けた青じそを、玉子とご飯に加えて手際よく炒めた「半チャーハン」(165円)。中華スープに具材をくぐらせ、手間をかけて調理する「海老みそチャーハン」(コーヒー付きで979円)や、網元から直接仕入れた新潟県産ズワイガニをのせた「究極のズワイガニ海老みそチャーハン」(コーヒー付きで2079円)も人気だ。

 また、料理バラエティー番組で“中華の鉄人”として名を馳(は)せた故・陳建一さん直伝の「マーボー飯」(550円)は、豆腐を中華スープでゆでて、自家製の豆板醤(とうばんじゃん)やラー油を使って仕上げる。白ネギのほかにキュウリや赤ピーマン、蒸し鶏など多彩な具材を使用した「本格ねぎそば」(コーヒー付きで869円)もある。

 店主は、貧しかった少年時代、修学旅行先のホテルで食べたごちそうとコックのおもてなしに感動し、料理人を目指したという。現在は妻と2人の弟子と共に店を切り盛りしながら、イベント出店も積極的に行っている。「人の3倍働け、人の3倍努力しろ、人の3倍気配りしろ」という師匠の言葉を胸に、料理人生活50年を超えて鍋を振り続けている。

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