海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第42回「天下分け目」が、11月5日に放送され、音尾琢真さん演じる鳥居元忠の最期が描かれた。家康(松本さん)に留守を任され、伏見城で三成(中村七之助さん)の大軍を迎え撃ち、千代(古川琴音さん)とともに勇ましく戦い続け、討ち死にした元忠。最後の言葉は「殿、お別れだわ。浄土で待っとるわ」だった。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
音尾さんは、元忠の最期の描かれ方について、新しさを感じたという。
「伏見城の戦いと言えば、“血天井”をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、配下の皆さんとともに戦い抜いて死ぬ、古風な時代の男らしさというか。壮絶で孤独なにおいがするイメージでした。でも今作では千代さんがそばにいるので、妙に幸せなムードもあるというのが新しいなと思いました」
伏見城で千代と最後に言葉を交わすシーンで、遠くを見ていた音尾さん。
「そのシーンの撮影後、監督から『あれはどういう表情だったんですか。殿を思っていたんですか』と聞かれましたが、改めて振り返ると『違うなぁ』と思って……。武士として殿のために死ねるというだけで幸せなのに、隣を見たら千代がいて、最期まで一緒にいられてさらに幸せで。元忠さんにとっては、本当に幸せでしかない時間だったのかなと思いました」
改めて元忠の最期は、音尾さんにとって撮影が始まった頃には全く想像していなかったものに。
「元忠さん一人で最期を迎えていたら、もっと混沌とした空気になっていたんじゃないかと思いますし、従来の戦国作品であればこういう描き方にはならないと思いますが、まだまだ幸せが続きそうとさえ思えるような、『どうする家康』ならではの新しい描き方になっていていいなと思っています」
「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。
橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、第13週「幸せって何なん?」を放送。12月27日の第65回は……。
お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが、大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」(総合ほか)の「放送100年 特別企画」で、コーナーMCを担当することが12…
WOWOWは、宮沢りえさん主演の映画「月」(2023年)と舞台「オーランド」(2024年)を2025年2月にテレビで初放送・配信する。さらに、初放送・配信を記念し、宮沢さんの出演…
大みそかに放送される「第75回NHK紅白歌合戦」(総合ほか)の曲順が発表され、福山雅治さんが白組のトリ、MISIAさんが紅組のトリを務めることが分かった。MISIAさんは大トリと…
俳優の橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、結(橋本さん)の恋人でメジャーリーガーを目指していた四ツ木翔也を演じている…