ブギウギ:ツヤの病気に六郎の出征 神頼みしかできない梅吉を心配する声続々 「一人になった姿を想像したくない」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第37回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第37回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第37回が11月21日に放送された。同回では、妻・ツヤ(水川あさみさん)は病に冒され、息子・六郎(黒崎煌代さん)も出征してしまった梅吉(柳葉敏郎さん)に、視聴者から心配の声が上がった。

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 第37回では、相変わらず体調が悪いツヤは専門の医師の診察を受けるが、もう自分が助からないことを悟る。ツヤは梅吉にこのことをスズ子と六郎には言わないようにと頼み、「堪忍しとくれやす」と涙を浮かべた。

 そんなことはつゆ知らず、六郎は「はな湯」の常連客の前で戦地で戦うまねをしてはしゃいでいた。普段ならば笑顔で見守っていたはずの梅吉だが、ツヤの病状を知り、そんな気分になれず、思わず「うるさいわい!」と六郎を怒鳴りつけ、そのままはな湯を飛び出してしまう。

 その足で神社に向かった梅吉は、「どうか、どうか助けたってください。頼みます」と祈った。はな湯に戻った梅吉は「すまなんだな」と謝罪。六郎は「もう一生お父ちゃんと口聞かんとこ思った。大きい声好かんねん。もうやめてな」と返した。梅吉は「お父ちゃんな、どないしてええか分からんようになってもうてん。お前まで、明日行ってまうやろ」と苦しい胸の内を吐露した。

 その夜、六郎は床に伏すツヤの横に寝転び、子供のように甘えた。ツヤが「あんたが帰って来るの、首なご~うして待ってるからな」と言うと、六郎は「首伸ばすんか?」と返答。ツヤは「空まで伸ばしてるわ」と言い、六郎を抱きしめた。そんな2人のやり取りを、梅吉はふすま越しに聞き、複雑な表情を浮かべていた。

 翌日、出征の日を迎えた六郎は、梅吉の背広を身につけ「ほな、花田六郎、行きます!」と元気に敬礼。声を殺して泣く梅吉を抱きしめ、笑顔で旅立っていった。梅吉は涙を流しながら「バンザイ」と声を上げ、六郎の門出を見送った。

 最愛の妻との別れが近付き、息子まで出征することになった梅吉に、SNSでは「誰にも相談できず神頼みしかできない梅吉さんの胸中思うと吐きそう」「六郎を見送る梅吉さんの顔で涙腺崩壊」「一人になった後の梅吉を想像したくない。つらい」「今回の柳葉さんの演技、すごいな、たまらない」といった声が上がっていた。

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