海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第45回が12月1日に放送された。同回では、菊地凛子さん演じる茨田りつ子が「別れのブルース」を歌うシーンに、視聴者が反応した。
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第45回では、楽団が解散して数週間、歌う場所がなくなったスズ子(趣里さん)は、大阪に戻ってこないかと誘われる。しかし、大阪でもかつてのように自由に歌うことはできないと聞いていたスズ子は、これからどうしたらいいのか悩んでしまう。スズ子が羽鳥(草なぎ剛さん)に相談すると、羽鳥は「東京か大阪なんて問題ない。君が楽しめる場所で歌えばいいさ」と助言し、この日に開催されるりつ子の公演のチケットをスズ子に手渡した。
公演が始まると、シックなドレスに身を包んだりつ子が登場。りつ子は「別れのブルース」を堂々と歌い上げ、監視していた警察官さえもその歌声にうっとりと聞き入った。スズ子は、りつ子の凛とした姿と歌声に圧倒され、ステージ上のりつ子を真っすぐに見つめた。
公演後、りつ子の楽屋を訪れたスズ子は「すごく良かったです。感動しました」と思いを伝える。りつ子は「当たり前でしょ。こっちは楽団抱えてんのよ。雇われのあなたとは覚悟が違うの。誰に何を言われようと舞台にかじりついてでも自分の歌を歌うのよ」と返答。続けて「人の歌に感動なんかしてないで歌いなさい。こんなご時世いつ歌えなくなるか分からないのよ」とスズ子の背中を押した。
りつ子のモデルは「ブルースの女王」と言われた歌手の淡谷のり子さん。X(ツイッター)では、一時「淡谷のり子さん」がトレンド入りした。菊地さんの歌声に、SNSでは「淡谷のり子さんの声色に似てるなぁ。声の出し方すごいな」「別れのブルースを相当聞き込んで練習したんだろうな」「再現度が高い」「信念の歌手・淡谷のり子さんへのオマージュ。菊地凛子さんのオーラすら感じさせる演技に拍手」といった声が上がっていた。
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