どうする家康:粋な演出? “天海”小栗旬の“頼朝ディス”が話題 「実のところはどんなやつか分かりゃしねえ」

大河ドラマ「どうする家康」最終回(第48回)で南光坊天海を演じた小栗旬さん (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」最終回(第48回)で南光坊天海を演じた小栗旬さん (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の最終回(第48回)「神の君へ」が、12月17日に15分拡大版で放送された。同回には、南光坊天海役で小栗旬さんが登場。2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条義時を演じた小栗さんが源頼朝について語るシーンがあり、「粋な演出」と視聴者の間で話題となった。

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 最終回では、家康(松本さん)は豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟で自ら前線に立った。家康の首をめがけ、真田信繁(日向亘さん)らは攻め込む。徳川優勢で進む中、千姫(原菜乃華さん)は、茶々(北川景子さん)と秀頼(作間龍斗)の助命を訴えた。だが家康が下した決断は非情なものだった。

 翌年、江戸は活気に満ちあふれ、僧・南光坊天海は家康の偉業を称え、福(のち春日局、寺島しのぶさん)は竹千代に“神の君”の逸話を語る。

 家康の偉業をめぐって、秀忠(森崎ウィンさん)は「立派な話ばかり残すというのもいかがなものか」と天海に意見するが、天海は天海で「世間では(家康のことを)狡猾で恐ろしい狸と憎悪する輩も多ございます」と考えを変えようとしない。

 そこで天海は「源氏物語」を手に取ると、下からあらわれたのは鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」で、「かの頼朝公にしたって実のところはどんなやつか分かりゃしねえ。周りがしかと称えて語り継いできたからこそ今日(こんにち)、全ての武家の憧れになっておるわけで……」と持論を披露。あくまで家康は“大権現”だと主張した。

 SNSでは「頼朝をディスる小栗旬」「小栗旬の源頼朝ディスwww」「義時が頼朝ディスってた」「頼朝ディスりはやらずにいられない小栗天海w」などと視聴者は反応。さらに「小栗旬に頼朝公のことを語らせるのは粋な演出やね」「頼朝について語らせる粋な演出でしたね」「小栗旬が天海を演じて頼朝を回顧する演出は素晴らしかった」といった感想も書き込まれた。

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