平井理央：昨年離婚もパラアスリートの姿に刺激　「自分の状況はいつでも自分次第で変えていける」

　フリーキャスターの平井理央さんが12月21日、東京都内で行われたWOWOWとIPC（国際パラリンピック委員会）の共同プロジェクト「WHO I AM」シリーズのトークイベント「第10回『WHO I AM』フォーラム」に登壇した。

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　「WHO I AM」シリーズは、WOWOWとIPCとの共同プロジェクトとして2016年にスタートした大型ドキュメンタリーシリーズ。現在は、世界最高峰のパラアスリートに迫る「WHO I AM パラリンピック」と、アーティストやクリエーターなど多様なラインナップがそろう「WHO I AM LIFE」の2シリーズで、2024年1月20日から最新シーズンがスタートする。

　イベントでは放送・配信に先駆けて、「WHO I AM パラリンピック」から車いすテニスの小田凱人選手のエピソードを先行試写。その後、松岡修造さんのMCでトークセッションが開かれ、昨シーズンの「 WHO I AM パラリンピック」に登場した車いすバスケットボールの鳥海連志選手、「WHO I AM シーズン3」（2018年放送）に登場した水泳の木村敬一選手、平井さんが参加した。

　パラアスリートたちの姿に感銘を受け、リオパラリンピックに自腹の1泊5日の弾丸スケジュールで赴くなど、取材を続けている平井さん。「どんな状態であっても自分次第で変えていけるということを学んだ」と話し、「去年離婚したんですけど」と突然切り出すと会場は騒然。

　慌てた平井さんは「そういうときとかも、『自分の状況はいつでも自分次第で変えていける』っていう。勝手に私がもらったスピリットが自分の生活で生かせている。そういう気づきとか勇気だったり、『自分もやれる』みたいな気持ちをパラアスリートから刺激としてもらっている人は多いと思う」と思いを語った。

　イベントの中盤には日本プロスポーツ大賞の授賞式から小田選手も駆けつける一幕も。小田選手のブラックのスタイリッシュなタキシード姿にファッションにも造詣が深い鳥海選手は「ライバルです」とニヤリ。「TGC（東京ガールズコレクション）とか『しゃべくり007』（への出演）とか、（自分が）見ていない世界をいっぱい見てる。少しでも追いつきたい」と話していた。

　ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM パラリンピック」最新シーズン（全2回）は1月20日午前11時から、ドキュメンタリーシリーズ「 WHO I AM LIFE」最新シーズン（全2回）は2月3日からそれぞれ無料放送・配信される。