スーパー戦隊:新作は“車”モチーフの「爆上戦隊ブンブンジャー」 ヒーロー自ら“つくる” ビジュアルにレッド、ブルー、ピンクの3人 

2024年3月3日スタートのスーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」のティザービジュアル
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2024年3月3日スタートのスーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」のティザービジュアル

 特撮ドラマ「スーパー戦隊シリーズ」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の48作目となる新作のタイトルが「爆上戦隊ブンブンジャー」に決まり、2024年3月3日にスタートすることが12月22日、明らかになった。新作のモチーフは「クルマ(車)」で、公開されたティザービジュアルには、赤いスーパーカーとブンレッド、ブンブルー、ブンピンクの3人のヒーローが登場している。

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 「爆上戦隊ブンブンジャー」は、「クルマ」をモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだ「ヒーロー」が、知恵と技術で困難を乗り越えていく物語だ。

 「高速戦隊ターボレンジャー」(1989~90年)や「激走戦隊カーレンジャー」(1996~97年)といった過去の「クルマ」モチーフのスーパー戦隊と比べて、ヒーローが自らスーパーマシンを作り上げるのも特徴で、劇中にはビジュアルにも描かれた赤いスーパーカーをはじめ、ワクワクするような「クルマ」が続々と登場する。

 ブンレッド、ブンブルー、ブンピンクの変身アイテムと武器も「クルマ」がモチーフ。変身する際に使用する「ブンブンチェンジャー」はスピードメーター、共通の武器「ブンブンハンドル」はハンドルで、レンチ型の銃に変形する「ガンモード」やドライバー型のロッドに変形する「ロッドモード」なども使用する。

 脚本を担当するのは、アニメ「ポケットモンスター」シリーズや「バトルスピリッツ」シリーズ、「イナズマイレブン」シリーズを手掛けた冨岡淳広さん。演出を担当するのは、スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」(2021~22年)、仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーギーツ」(2022~23年)などの中澤祥次郎さん。アクション監督は自身もスーツアクターとして活躍する渡辺淳さんで、特撮監督は佛田洋さんが担当することも発表された。

 東映の久慈麗人プロデューサーは「爆上戦隊ブンブンジャー」について「タイトルが示すように、とにかく前向きで勢いのある作品です」と話す。

 「企画を進めていくには、作品を象徴する“軸”が必要です。今回我々がその軸として打ち立てたのが、『バクアゲ』という旗でした。『バクアゲる』とはどういうことなのか……作品の内容について、まだ多くを語ることはできませんが、我々の『バクアゲたい!』という想(おも)いに共鳴して、本当に素晴らしいクリエーター・スタッフ・キャストの方々が集まってくれています」と明かしていて、「想像を超えた化学反応が起きまくりで、正直この作品がどこまで加速していくのか、現時点では見当もつきません。ただ一つ確かなことは、視聴者の皆さんも、作り手側も、気分がバクアガる作品になることは間違いありません! ご期待ください!」と視聴者に呼びかけた。

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