中島健人:韓国ソウルで映画の美術セット作りを体験 「パラサイト 半地下の家族」などソウル市内の映画ロケ地を訪問

「中島健人の今、映画について知りたいコト。」第34回のビジュアル=WOWOW提供
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「中島健人の今、映画について知りたいコト。」第34回のビジュアル=WOWOW提供

 人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さんの冠番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」(毎月第2日曜午前0時)の第34回が、2024年1月14日午前0時にWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。今回は「ソウルで迫る!“映画の魅力”を生む秘訣(ひけつ)~美術監督の創造力&ロケ誘致施策」がテーマとなる。

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 同回では、数々の大ヒット韓国映画に携わってきた美術監督へのインタビューと、名作韓国映画のロケ地巡りの様子を放送する。今回、中島さんがインタビューしたのは、2016年の韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(ヨン・サンホ監督)ほか、近年大ヒットした多くの韓国映画の美術監督を務めたイ・モグォンさん。製作中の美術セット内で、実際に中島さんもセット作りの一部を体験する。

 さらに、ポン・ジュノ監督の映画「グエムル 漢江の怪物」(2006年)や「パラサイト 半地下の家族」(2019年)などのソウル市内のロケ地を訪問。映画ロケ支援を行うソウルフィルムコミッションへの取材から、映画で観光を活性化する秘策にも迫る。

 WOWOWオンデマンドでは、1月14日の放送・配信に先駆けて 、プロモーション映像を公開中。第34回の予告映像に加え、前回(第33回)の未公開映像も配信している。釜山で名だたる映画人たちの名前が刻まれた通りを訪れた中島さんは、以前、番組でインタビューしたパク・チャヌク監督の名前を発見。「すごい方とお話ししたんだ!」と感動する一幕もある。そのほか、諏訪敦彦監督へのインタビューでは日本映画の未来についての話題になり、「映画を作ることは方言を作ること」という諏訪監督の言葉に感銘を受ける姿も見られる。ショートver.はWOWOW公式YouTubeチャンネルでも楽しめる。

 中島さんは、今回の放送について「ついに中島健人、映画美術デビューします。 といっても、ほんの一部分ですが。今回、未発表である作品のセットの製作の一部を手伝わせていただきました。今をときめく韓国エンタメの美術を手がけるイ・モグォンさんの、是枝裕和監督に対するリスペクトをお聞きし、日本映画のこれからの可能性をまだまだ感じることができると思いました」と語った。

 また、ロケ地巡りやソウルフィルムコミッションの取材を通じて、「街、そして国全体に、映画業界を盛り上げるんだ!という気持ちを感じました。何の変哲のない場所も、“映画のロケ地になれば名所になる”という映画マジックも感じることができました。国全体が映画のおかげでテーマパークのようになることが、とてもすてきだと思います。韓国エンタメが盛り上がる一つの理由はそこにある気がしました」とコメントしている。

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