セクシー田中さん:「教えてもらったの。“退屈な毎日を変える魔法”をね」 生き生きと語る“笙野母”市毛良枝が話題に 「すごくステキ」「お守りになるような言葉」

ドラマ「セクシー田中さん」最終回の一場面=日本テレビ提供
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ドラマ「セクシー田中さん」最終回の一場面=日本テレビ提供

 俳優の木南晴夏さん主演の連続ドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系、日曜午後10時半)の最終回が12月24日に放送された。市毛良枝さん演じる、笙野浩介(毎熊克哉さん)の母・悦子が「教えてもらったの。“退屈な毎日を変える魔法”をね」と話す場面が登場し、SNSで話題になった。

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 最終回では、笙野が、結婚前提で交際しているふみか(朝倉あきさん)を連れて、悦子の見舞いへ。ふみかが席を外す中、「プレッシャーだった? 『結婚してほしい』って。ちょっと圧かけすぎちゃったかもしれないわね」と息子への思いを話した悦子。結婚してからずっとむなしかったという悦子は、“わかりやすい幸せ”で埋めたかったというが、「それをあなたに押し付けちゃダメよね」と続ける。

 手術が終わり、悦子の元に顔を出した夫・正晴(螢雪次朗さん)。悦子は、笙野に引き出しをあけるようお願いすると、中に入っていたのは、記入済みの離婚届。正晴は、「バカかお前は!」と怒って出て行ってしまう。

 そんな中、悦子は「お母さんね、お父さんと喧嘩してみたかったの。検査が終わったら離婚届を取りに行くって決めてたの。東京で買ったあのスカーフを巻いてね」と笙野に真意を明かす。

 離婚届をもらいに行ったときはワクワクしていたという悦子は、「(田中)京子さん(木南さん)に教えてもらったの。『退屈な毎日を変える魔法』をね。行きたい場所に来れた。初めての国の文化に触れた。好きな色のスカーフを買えた。『1つ1つはささいでも、たくさん集めれば生きる理由になるよ』って京子さんがね、そう教えてくれたのよ」と生き生きとした表情で話すのだった。

 SNS上では、「退屈な毎日を変える魔法をイキイキと話すお母さんに泣いちゃう」「毎話心があったかくなる作品でした! 生きていく上でお守りになるような、魔法みたいな大切な言葉をたくさんもらった」「お母さん、すごくステキになってる。こうやってみんな田中さんに魔法を掛けられてるんだなぁ」といった感想が書き込まれた。

 ドラマは、芦原妃名子さんの同名マンガ(小学館)が原作。地味なOLとセクシーなベリーダンサーの二つの顔を持つ田中さんが主人公のラブコメディー。

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