海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第70回が1月11日に放送された。同回で、上海に渡っていた羽鳥善一(草なぎ剛さん)が日帝劇場の客席に姿を見せ、視聴者から安堵(あんど)の声が上がった。
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再開した日帝劇場での久しぶりの公演。茨田りつ子(菊地凛子さん)のステージに続いて、ついにスズ子(趣里さん)の出番がやって来る。スズ子はこれまでたまり続けたうっぷんを晴らすかのように、こん身のパフォーマンスを披露。ステージ狭しと踊りながら「ラッパと娘」を歌い、満員の会場は大盛り上がりとなった。そして、客席の一角には、上海から命からがら日本に戻ってきた羽鳥の姿があり、歌い終えたスズ子に満面の笑みで惜しみない拍手を送った。
終演後、羽鳥はりつ子とスズ子の楽屋を訪ね、「ただいま」と一言。驚く2人に、上海では3カ月間拘束されていたが、運良く解放され、引き揚げ船に潜り込むことができたのだと説明。帰国後、真っ先に自宅に向かい、妻の麻里(市川実和子さん)と子供たちに再会したことを明かした。
羽鳥は、スズ子とりつ子に「今日は最高のステージを見せてもらったよ。あの頃と同じ……いや、あの頃以上の素晴らしいステージだった」と称賛の言葉を贈った。続けて、「負けてはいられない」「帰ってピアノに向かうことにするよ」と音楽への熱い思いを口にすると、スズ子とりつ子の手を握り「また僕の音楽ができる。頼むよ」と語りかけ、去って行った。
上海から無事帰国した羽鳥に、SNSでは「ご無事でよかった。お帰りなさい」「先生が出てくると安心感。茨田さんとスズ子の表情も、まるで家族のよう」「草なぎ剛さんが登場されるとその場がパッと明るくなりますね」「羽鳥先生が物語をけん引してるキーマンだなー登場すると空気が変わるわ」「麻里さんとの再会シーンは涙涙」といった声が上がっていた。
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