俳優の小芝風花さん主演の木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第5話が、2月15日に放送された。終盤で倫子(小芝さん)が家治(亀梨和也さん)に涙で告白し、その後、思いが通じ合ったキスシーンがあり、視聴者が「ついニヤけてしまった」と盛り上がった。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「大奥」は、同局で2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。連続ドラマとしては19年ぶりとなる今シリーズは、東映とタッグを組み、全編オール京都ロケを実施。江戸時代中期を舞台に、のちの第10代将軍・徳川家治と政略結婚させられた主人公・五十宮倫子(小芝さん)を巡る大奥の物語が展開する。
第5話は、家治が側室のお知保(森川葵さん)へ御渡りし、倫子はつらい思いを募らせていた。そんな中、家治はオランダ商館長を江戸城に招く際、もてなしに琴を披露したいと告げる。多くの者が名乗り出る中、「御台はどうだ」と促す家治だったが、倫子はうつむいたままだった。
すると、松島の局(栗山千明さん)の推挙もあり、お知保が名乗りを上げ、琴の演奏はお知保に任されることに。琴なら倫子も得意だと悔しがるお品(西野七瀬さん)だが、今の倫子は「上様がお知保を選んだ」と力なく返すだけだった……。
暗い過去を持つ家治を脅して政治の実権を握ろうとする田沼意次(安田顕さん)のたくらみは続き、田沼は武家伝奏に久我信通(鈴木仁さん)を就任させる。信通の姿に倫子は動揺。家治も信通が倫子の手紙の相手だと気付く。田沼が倫子と信通は知り合いだろうと言うと、家治は、知り合いならこの後、2人で話すが良いと伝える。倫子と話す機会を得た信通は、倫子の母が病に伏せっていることを伝え、一緒に京に帰らないかと告げる……と展開した。
信通は倫子に城を抜け出す計画を持ちかける。それには松島や田沼が裏で糸を引いており、抜け出したところを捕まえて、“不届き者”として御台の立ち場を危ういものにしようという算段だった。だが、倫子は松島の監視の目をくぐり抜け、信通との待ち合わせの場所に現れる。
そこで倫子は信通に「京には戻らない」と告げ、城へと戻る。すると家治が外廊下で待っており、「遅かったな」と優しく告げた。そこにリンドウの花が植えられていることに倫子が気付くと、家治は「(リンドウには)病に勝つという意味が込められているからな」と倫子の母の病を思って植えさせたといい、「わしにとっても大事な母であろう」「夫婦(めおと)だからな」と胸の内を伝えた。
家治の優しさに触れた倫子は涙を流し、「心を捨てたなんて言わないでください。私はずっとつらかったのです。上様が他のおなごと過ごしている間、つらくて苦しくて……」と正直な思いをぶつける。「しかし、わしと過ごせばどんな地獄を見るか分からんぞ」という家治に、倫子は「私は上様の妻として生きたいのです」「この城で誰よりも寂しそうなあなたさまを幸せにしたい」と決意を伝えた。
そのあと、倫子は家治に「好きです」と真っすぐに思いを伝え、2人はくちびるを重ねた。
この展開に、SNSでは「やっと、上様と御台様が結ばれて、うれし過ぎる」「上様と御台様のキスシーン美しかった」「今日の大奥はたくさんキュンキュンしたな」「体温が1度くらい上がった気がした」などの声が上がり、盛り上がった。
また、その直後に側室のお知保が懐妊したことが分かり、次回から第二章となるが衝撃の第一章の幕切れに、「切ない」「地獄過ぎるよおおぉ」といった声もあった。
吉田鋼太郎さん主演の連続ドラマ「おいハンサム!!2」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)第4話が4月27日に放送される。
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)で藤原隆家を演じる竜星涼さん。今作が初の大河ドラマで、4月21日放送の第16回「華の影」で初登場し…
藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。4月28日の放送は、妻が夫の通う高校の英語…
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。4月29日から第5週「朝雨は女の腕まくり?」に入る。
明石家さんまさんが主演を務めるコメディードラマの最新作「心はロンリー 気持ちは『・・・』FINAL」が、4月27日のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠(土曜午後9時)で放送される…