ブギウギ:スズ子とタイ子が仲直り! 幼少期のエピソードとつながるせりふに「ホント感動的」「涙腺崩壊」の声

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第96回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第96回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第96回が2月16日に放送され、スズ子(趣里さん)と幼なじみのタイ子(藤間爽子さん)が仲直りするシーンに、視聴者の注目が集まった。

ウナギノボリ

 スズ子の母・ツヤ(水川あさみさん)の葬式以来、久しぶりの再会を果たしたスズ子とタイ子。しかし、タイ子は病床に伏しており、息子の達彦(蒼昴さん)が靴磨きの仕事をして家計を支えている状況だった。タイ子は、スター歌手になったスズ子にそんな現状を見られることがつらく、「スターさんには関係あらへん。施しを受ける義理はありません」と冷たく言い放った。

 後日、再びタイ子と対面したスズ子は、「他人のあんたには関係ない」と突き放すタイ子を抱きしめ、幼少期からの2人の思い出を語る。タイ子は「そんなん言うたらますますみじめやわ」「夢かなえたスズちゃんとウチとでは天と地や……」と号泣した。

 そして第96回では、「なんでこうも違てしもたんやろ……ホンマにみじめで恥ずかしい……」と嘆くタイ子に、スズ子は「恥ずかしない!」と声を掛け、達彦を優しい息子に育てて立派だと褒めた。スズ子は、達彦のためにも病気を早く治すべきだとタイ子を諭し、「ワテが歌手になったんもタイ子ちゃんのおかげなんや。ワテに義理返させてえな」と訴えた。

 タイ子が「相変わらずおせっかいやな。子供の頃から何も変わらへん」と言うと、スズ子は「おせっかいでええ。あんたが言うたんやろ。ワテのおせっかいが人を助けることがあるって」と返した。タイ子は医者の診察を受けることを約束し、「おおきに、達彦。おおきに、スズちゃん」と感謝を述べ、号泣しながらスズ子と抱き合うのだった。

 2人の幼少期が描かれた第2回(2023年10月3日放送)では、鈴子(澤井梨丘さん)がタイ子(清水胡桃さん)に義理を返すため、片思いを成就させようとおせっかいを焼くエピソードが登場。さらに第7回(2023年10月10日放送)では、スズ子が梅丸少女楽劇団(USK)の同期・辰美(木村湖音さん)に余計なおせっかいをしてしまい、タイ子から「いつか、鈴ちゃんのおせっかいが人を助けるときが来ると思う」と励まされる場面があった。

 過去の2人のエピソードとリンクするせりふに、SNSでは「子供時代のエピソードがここで生きてくるなんて」「スズ子のは施しじゃない。子供のときに受けた恩のお返しなんよね」「時を経て伏線回収されるのホント感動的」といった声が続出。

 スズ子とタイ子が抱き合って和解するシーンには、「涙腺崩壊」「2人のやりとりにずっと涙が止まらなかった」「ホッとした」「幼なじみっていいですね」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事