オモウマい店:2時間SPで岩手、東京、甲府の人気店紹介 こぼれるカレー、飲める角煮、こだわりの予約システム

3月26日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する、豆腐約1丁使った「マーボー飯」(850円)=中京テレビ提供
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3月26日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する、豆腐約1丁使った「マーボー飯」(850円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。3月26日の放送は2時間スペシャルで、岩手、東京、甲府で人気の3店を紹介する。

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 ◇こだわりの大盛り

 岩手県大船渡市にある大衆食堂。「はいど~も~」と、女性店主の穏やかな受け答えが店内を華やかにする一方、メニューの中には、こぼれんばかりの大盛りサイズも。豆腐を約1丁使った「マーボー飯」(850円)や、自家製カレーに約220gの国内産トンカツを乗せた「カツカレー」(900円)、「五目あんかけ」(900円)などは、どれも総重量が約1.2キロある。

 さらに、店の名物は、青森発祥「あすなろ鶏」のスープを使った中華そば。中華ダレを加えた「比内地鶏の中華そば」(700円)をはじめ、鯛だしのスープを合わせたWスープに、鯛の塩ダレを加えた「金の中華そば」(800円)、Wスープに鯛のしょうゆダレを加えた「銀の中華そば」(800円)が特に人気。「金の中華そば」を頼んだ客は「家の近くにあったら毎日行く。無限に食べられますね」と絶賛する。

 オープンして2年の同店。物腰は柔らかいが、揚げ物は手づかみという「上品さ」と「ワイルドさ」を併せ持つ店主が、80種類以上あるメニューを1人で調理する。大盛りにこだわる理由を、店主は「食堂っていうイメージで来て、それが(ボリュームによって)覆される。そのギャップ」と話す。そんなお店の中でも、最大級のボリュームとなっているメニューに、明後日が試験という受験生が「景気づけに」とチャレンジ。その結果は。

 ◇「中華は炎を操ってこそ」

 東京都立川市で見つけた中華料理店。雪が積もる寒い日も、開店前から行列ができる同店は、昭和2年創業、現在97年目という老舗。店の人気メニュー、角煮定食(1750円、写真はご飯大盛りでプラス150円)は「柔らかくて飲める」という。店主が「みんな感動して帰る」とオススメのメニューは「究極チャーハンZero」(1250円)は、揚げたホタテの貝柱や、鮭フレーク、干しエビ、刻みベーコンをオイスターソースで味付けした自家製XO醤(じゃん)が決め手。

 ライス・スープ・おしんこ付きの「回鍋肉定食」(1150円、写真はご飯大盛りでプラス150円)は、霧島ポーク、キャベツ、ピーマンなどを自家製甜麺醤(テンメンジャン)、片栗粉を加えて仕上げる。

 1日限定20食の“角煮黒酢酢豚定食”(1750円、写真は大盛りでプラス150円)は、衣を付けた豚バラ肉を揚げ、黒酢、キクラゲ、片栗粉を絡めたもの。寒空の中、1時間並んだという客は「今まで出会った中で一番おいしい。感動しかない」と興奮する。さらに、店主は「中華って、炎を操ってこそだと思う。チャーハンは強い火、お肉は80度以下、野菜は120 度」と、おいしさの極意を語る。

 ◇予約客に手厚すぎる店

 定価8800円の「うな重特々大」が4950円になったり「海鮮丼 上」(1650円)のネタが大幅にグレードアップしたり、事前に予約したお客さんに対する圧倒的なサービスが大反響を呼んでいる「加賀本店」(甲府市)。「予約は完全な店のシステム」と、店主が熱い思いを語った結果、1回目の放送直後から店の電話が鳴りやまない事態に。4回目の放送となる今回は、3回目のオンエア当日から現在までに密着する。

3回目のオンエアでは、予約客と、放送を見た県外お客で満席になることが多いが、それでも店の電話が鳴り続けるため、取材スタッフが予約のサポートをすることも。店主は昼食や休憩中まで予約ノートとにらめっこし、確認を怠らない。

 店主はメニューの開発も続けている。卵13個を使ったカニカマ入り「特大限定厚焼き玉子」(1760円)や、うなぎのタレと焼肉ダレをブレンドした濃厚な味付けに、溶き卵がよく合う「牛焼き肉丼」(1650円)、静岡・磐田産の鶏肉を使った「加賀特大親子丼」(2200円)などが新たに登場する。

 3月は、店が開店記念日を迎える。創業45年となる「加賀本店」だが、実は5年前に現在の場所へと移転してきた。その衝撃の理由が明かされる。また、高校生のときに料理の道に入った店主が、店での修業と両立していたこととは。

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