不適切にもほどがある!:“栗田”山本耕史の地獄のホームパーティーが「怖すぎる」 「SNSへの皮肉が表現されてた気がする」の声も(ネタバレあり)

ドラマ「不適切にもほどがある!」第8話の一場面(C)TBS
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ドラマ「不適切にもほどがある!」第8話の一場面(C)TBS

 阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の第8話が3月15日に放送された。山本耕史さん演じる栗田一也の自宅で行われたホームパーティーについて、SNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第8話「1回しくじったらダメですか?」では、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太さん)が、市郎(阿部さん)の元へ相談に来る。復帰のめどが立っていたにもかかわらず、リスクマネジメント部の部長が栗田に変わったことで白紙に戻されてしまったという。

 市郎と渚(仲里依紗さん)が倉持の復帰を直談判し、ようやくアナウンサー復帰することになった倉持だったが、世間の目はあまりにも厳しかった。「昨日の不倫も、10年前の不倫も、同じ熱量でバッシングされる」と持論を展開する栗田は、「飯でもどうだ?」と倉持と市郎を自宅に呼ぶ。

 栗田の自宅で、市郎たちは、栗田の妻・加世子(紺野まひるさん)の幼なじみ・ポッキー(宮下今日子さん)から、「おカヨと栗田くんの結婚記念日に、幼稚園時代からの幼なじみとその旦那と子どもたちが集まる会」と説明される。

 そんな中、タイコ(遠山景織子さん)から「わかってるわよね? 20回目の結婚記念日……ということは?」と話を振られた栗田は、「はい。ええ、例の件から17年です、はい」と答える。

 ポッキーが「例の件ってなんか軽いよね」とツッコミを入れると、加世子は「もういいって、昔の話」と言うが、ポッキーは「『もう』とかそういうんじゃないから」ときっぱりと話す。

 実は、不倫したことがある栗田。当時は加世子が取り乱し大変だったといい、タイコは「相手が幼なじみの仁美だってわかってね」と振り返る。それ以来、2組の夫婦が毎年集まり、栗田夫妻の円満を確認することがルーティンになっていることが明かされた。

 「家内も許してくれましたし、もう大丈夫。二度とあのような過ちは犯しません」と話す栗田だったが、ポッキーは「何を言ってるの? おカヨが許しても、私たちは許しませんよ、あんな裏切り」と言う。そんなやりとりに、思わず「気持ち悪い」と言ってしまった市郎は「これが世間か……」と苦笑いするのだった。

 SNSでは、「栗田家のホームパーティーが地獄絵図すぎた」「不倫は決して許せることではないけど、他人が口出すことではないとSNSへの皮肉が表現されてた気がする」「地獄のホームパーティー。あの監視をしている2家族はネットにはびこる世間の声の擬人化」「部長のおうちで、友達夫婦が何年にもわたって結婚記念日に集まり『謝れ』と迫る。怖い、怖すぎる」といった声が続々と上がった。

 ドラマは、スパルタ指導で子供に接する中学体育教師で、野球部顧問の小川市郎(阿部さん)が、1986年から2024年へタイムスリップ。法令順守に縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく。

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