お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵！ナイトスクープ」（ABCテレビ、金曜午後11時17分）。4月 5日の放送では、石田靖探偵が「亡き恩人の出刃包丁」を調査し、真栄田賢探偵が局長代理を務めた。円広志顧問も登場した。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　依頼は、宮崎県の男性（32）から。男性は宮崎市で立ち食いずしの店をしているが、出店当時から使っていた大事な出刃包丁を、店の中でなくしてしまった。なくなって、もう1年半。家に持ち帰ったり、外に持っていったことは一度もないにもかかわらず、探しても一向に見つからない。

　実はその包丁、ある料理人の形見で、とても大事なもの。料理人は村原さんといい、ホテルで料理長を務めていた。家が近く、家族ぐるみでお付き合いをしていたという。5年前、男性が今の店を始めることを伝えた際、すでに引退していた村原さんは、その包丁を譲り、その1年後に亡くなった。料理人として尊敬し、生前、とても仲良くさせてもらった村原さんの形見を失くしてしまい、男性は申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

　何としてでも、もう一度、その包丁で魚をさばきたいので、探す手伝いをしてもらえないだろうか、というもの。

　料理人が出刃包丁をなくすことなどあるのか？　早速、飲食スペースからトイレ、キッチンと隅から隅まで探していくが、出刃包丁は出てこない。最終的に謝罪することになったが、結末は。