宮澤エマ:元首相・宮澤喜一さんは「孫にも容赦しない祖父だった」 日曜夜の食事&トランプゲーム、家族ハワイ旅行のエピソード披露 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した宮澤エマさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した宮澤エマさん=テレビ朝日提供

 元首相の故・宮澤喜一さんを祖父に持つ俳優の宮澤エマさんが、4月9日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。喜一さんとのエピソードを語った。

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 祖父、祖母とは、毎週日曜日に夕飯を一緒に食べるのが常だったというエマさん。「日曜日に祖父の家に行くと、トランプで神経衰弱とかで遊んでやってくれて。姉が負けて泣いていると、『そんな風に負けて泣いている子とは一緒に遊ばない』とぴしゃりと言って。『泣けば良いと思うな』と孫にも容赦しない祖父だった」と思い出を明かした。

 番組では、家族でハワイ旅行へ行ったときの写真も公開。「祖父は本当に忙しい人だった。このときも祖父は新聞を読んで、『仕事をしたいから海になんて行きたくない』と言って。正直、みんなで海外旅行というのもこのときだけでした」と話した。幼少期は祖父のことを「グランダッド」と呼んでいたという。

 エマさんが18歳のときに、喜一さんが亡くなった。「もう少し長生きしていてくれていたら、政治の話とかもなかなかできなかったので、今になって聞いてみたいこともたくさんあります」と話す。

 高校でパレスチナ問題を学んだ時には、喜一さんから“生きた歴史”に触れさせてもらった。「祖父から『(パレスチナ暫定自治行政府の)アラファト議長と握手したときに彼の手はやわらかかった。これがどういう意味かわかる?』と言われて。彼はもう軍人の手をしていたわけではない、政治家になっていた、ということなんだよって。教科書に載っているような人とのエピソードを私の祖父は持っているんだ、と身をもって感じるエピソードなのでよく覚えています」と明かした。

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