虎に翼:よねの壮絶過去判明! 少女時代演じたのは早瀬憩 実写映画「違国日記」で新垣結衣とW主演の16歳“大型新人”

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第13回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第13回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第13回が、4月17日に放送された。同回では、よね(土居志央梨さん)の壮絶な過去が明かされたが、よねの少女時代を演じ、注目を集めたのが早瀬憩さんだ。

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 タイトルバックのテロップで、「よね(幼少期)」と紹介された早瀬さんは、2007年6月6日生まれの16歳。昨年は連続ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)、「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)などに出演した。ヤマシタトモコさんの同名マンガを実写化し、今年6月に公開される映画「違国日記」(瀬田なつき監督)では、オーディションによる選出で、新垣結衣さんと共にダブル主演を務めることが決まっている大型新人だ。

 また、美少女発掘のプロとされる「美少女図鑑」が、全国から厳選した“5年後のスターの原石”トップ100人を256ページにわたって紹介した写真集「美少女百選2024」(東京ニュース通信社)にも、「ブレーク必至の次世代スター」として掲載されている。

 第13回では、寅子(伊藤さん)たちの法廷劇の幕が上がるが、男子学生・小橋(名村辰さん)らの妨害によって中止に追い込まれる。

 騒動は新聞にまで取り上げられてしまい、今後は女性らしいふるまいを、と学長(久保酎吉さん)からも注意を受ける。足をけがしたよね(土居志央梨さん)を住み込みで働くカフェーに送った寅子たちは、よねが働きながら弁護士を目指していること、貧しい生い立ちと男装の理由、そして世の中を変えようしていることを知る。

 百姓の家に次女として生まれ、姉と二人で家のことは「何でもやった」というよね。父親によく口答えして殴られていた自分を、よく慰めてくれた姉のことを慕っていたが、その姉も15歳で売られ、東京で女郎になった。そしてよねも15歳になる前に……。

 そのときに「女をやめ」逃げたというよね。カフェーでボーイとして働くことになったが、今度は、姉が体を売って稼いだ金をごまかされていることを知る。そんなときに出会ったのが「弁護士」を名乗る男。金は取り戻したが、結局、置き屋を追い出された姉は男を作っていなくなり、むなしさだけが残ったよね。偶然、新聞で法律を学べる女子部創設の記事を目にし、「今の私のまま、なめ腐ったやつらをたたきのめす力」を得るため、弁護士を目指すことに……。

 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインの寅子とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

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