虎に翼:「いい男でした」 復員兵が語った優三の“優しさ” 「改めて泣いた」「お守りが帰ってきた」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」で仲野太賀さんが演じた佐田優三(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で仲野太賀さんが演じた佐田優三(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第44回が、5月30日に放送され、復員した兵士が寅子(伊藤さん)のもとを訪ね、優三(仲野太賀さん)への感謝を語った。

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 第44回では、直言(岡部たかしさん)が亡くなり、寅子は何事もなかったように生活を続けようとする中、はる(石田ゆり子さん)は寅子にお金を渡す。花江(森田望智さん)もはるも悲しみを乗り越えるため、好きなことに使ったのだと言う。闇市をさまよい、優三と一緒に食べた焼き鳥を思い出す寅子。優三が自分にかけてくれた言葉がよみがえって……と展開した。

 復員した小笠原(細川岳さん)は、寅子が優三のために手作りしたお守りを持ってきた。

 小笠原は「復員を待つ収容所の病室でベッドが隣で」と優三との関係を明かし、「私の病状が悪化した際、佐田さんがそれを握らせてくれたんです」とお守りを手渡されたことを明かした。

 続けて「このお守りにはとてつもないご利益があるから。絶対助かるって」と優三から励まされたといい、「その後、私は持ち直しましたが優三さんは……。私がご利益を吸い取ってしまったんじゃないかと、ずっと申し訳なくて……」と後悔も語った。

 そして、「ほんの短い間でしたがとても優しい、いい男でした」と伝え、寅子は「ありがとうございました」と感謝していた。

 SNSでは「優三さん、どこまでも優しい人だな」「信じられないくらい、ほんとにその名の通り、優しい人だ」「大事なお守りを弱った人に握らせる、そんな優三さんに改めて泣いた」「お守りが帰ってきた。優三さんも一緒だったらよかったのに……」といったコメントが集まった。

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