アンチヒーロー:ハードディスク踏み潰す“伊達原”野村萬斎 「狂気」「怖すぎ」「ゴジラが宿っていた」と話題(ネタバレあり)

ドラマ「アンチヒーロー」第8話の一場面(C)TBS
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ドラマ「アンチヒーロー」第8話の一場面(C)TBS

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」第8話が6月2日に放送された。野村萬斎さん演じる東京地方検察庁検事正、伊達原泰輔について、SNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第8話では、明墨(長谷川さん)たちが、糸井一家殺人事件で死刑判決が下った志水(緒形直人さん)の冤罪(えんざい)の証拠となる動画を探す展開に。12年前、闇バイトをしていた緋山(岩田剛典さん)が女性を盗撮した動画には、糸井一家殺人事件の発生時刻と同時刻に、志水が公園でぬいぐるみを探している姿が映っていた。志水の無実の証明に重要な証拠になるものだった。

 闇バイトの雇い主だった江越(迫田孝也さん)との接触に成功した明墨だったが、一足先に、動画は伊達原(野村萬斎さん)の手に渡った。

 東京地検の自室で伊達原は、パソコン画面に目を通した。緑川(木村佳乃さん)に「何をご覧になっているんですか?」と聞かれると、伊達原は「とある大昔の事件で押収した資料映像」と明かす。

 そして、ぬいぐるみを探している志水の姿を確認すると「盗撮なんて許せないよねぇ~」と不機嫌そうに言いながら動画を削除。ハードディスクを勢いよく床に投げつけ、徹底的に踏みつぶす姿が描かれた。

 SNS上では「伊達原の狂気……!怖すぎ」「今回も見応えがあった。最後の伊達原検事正が怖すぎて震える」「アンチヒーローの野村萬斎さんの演技マジ凄いな」といった感想が書き込まれた。

 野村さんは、2016年公開の映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督、樋口真嗣監督)で、映画に登場するゴジラのモーションキャプチャーを担当していたことから、SNSでは「HDDを踏みつけて破壊する野村萬斎にはゴジラが宿っていた」「野村萬斎さん、さすがゴジラの動きをしてただけある。破壊が素晴らしかったです」という意見も上がっていた。

 ドラマは、法に触れない範囲内で手段を選ばない「アンチ弁護士」の明墨を通し、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛け、スピーディーな展開で「常識」を次々に覆す法廷エンターテインメント。脚本は山本奈奈さんらのオリジナル。

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