解説:「東京タワー」で母の不倫目撃→暴走 「私とも寝て」と迫る “怪演”見せた美女は“令和の野球女子”

連続ドラマ「東京タワー」に出演中の池田朱那さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「東京タワー」に出演中の池田朱那さん=テレビ朝日提供

 テレビ朝日系の連続ドラマ「東京タワー」(土曜午後11時)第7話が6月1日に放送。男子大学生・耕二(松田元太さん)、耕二と不倫した人妻・喜美子(MEGUMIさん)、2人の情事を目撃した喜美子の娘・比奈(池田朱那さん)、耕二の彼女・由利(なえなのさん)の「修羅場」が話題となった。この修羅場を作り出したのが、比奈。家庭教師の耕二と母の喜美子の情事を目撃して怒り、暴走した比奈役で“怪演”を見せた池田朱那さんについて解説する。

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 「東京タワー」で池田さん演じる女子高生・比奈は、もともと家庭教師の耕二に憧れを抱いていた。だが第5話(5月18日放送)のラスト、帰宅した比奈は、窓ガラス越しに情事にふける耕二と母の喜美子を目撃。第6話(5月25日放送)では、2人への怒りで比奈がひょう変し、耕二の大学の教室に押しかけ「私とも寝てよ」と脅したり、果ては勝手に合鍵を作って耕二の自宅に侵入すると「早くセックスしよ」と迫った。

 第7話では、比奈がさらに過激な行動に出て、喜美子と耕二の彼女・由利を連れ、耕二の部屋へ。壮絶な修羅場を迎え、喜美子に「お母さんみたいな女がいるとね、みんなが不幸になるの」と言い放ち、最後は「お父さんに全部言うから」と告げ、その場を離れた。

 母の不倫を目撃するまでは、真面目で清楚(せいそ)なイメージだった比奈。その変貌ぶりを、“怪演”ともいえる演技で表現した池田さんは2001年10月31日生まれ、群馬県出身の22歳。

 小学1年生から7年間、地元の野球チームに所属した経験を持ち、ゲームアプリ「八月のシンデレラナイン」のCMで、豪速球のキャッチボールを見せる姿などが“令和の野球女子”として注目を集めた。

 これまでNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年)、「青天を衝け」(2021年)などに出演しており、「青天を衝け」では主人公・渋沢栄一(吉沢亮さん)の次女・阪谷琴子を演じた。

 6月8日放送の「世にも奇妙な物語’24 夏の特別編」(フジテレビ系)のエピソード「追憶の洋館」にも出演予定。くしくも、この日は「東京タワー」第8話の放送日でもあり、両作で池田さんがどのような演技を見せるのか注目したい。

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