岡崎紗絵:「マウンテンドクター」麻酔科医役で奮闘中 「母親との問題、内に秘めた思いが描かれる」と今後の展開を示唆

連続ドラマ「マウンテンドクター」第3話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「マウンテンドクター」第3話の一場面=カンテレ提供

 俳優の岡崎紗絵さんが、杉野遥亮さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「マウンテンドクター」(月曜午後10時)で麻酔科医として山岳医療チームMMT(マウンテン・メディカルチーム)で奮闘する村松典子役を熱演している。7月22日に放送される第3話を前に、岡崎さんが役作りや見どころについてコメントした。

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 ドラマは、山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品。長野県松本市を舞台に、杉野さん演じる山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を描く。

 第3話では、江森(大森南朋さん)に、1年前に起きた落石による遭難事故で患者を殺したという疑惑の目が向けられる中、歩(杉野さん)は、江森が救える命をあきらめるはずがないと、事故のことを独自に調べ始める。一方で、歩の同級生で麻酔科医の典子(岡崎さん)にある秘密が浮かび上がる……という展開になる。

 岡崎さんは、医療ドラマは何度も経験しているが、麻酔科医役は初めてといい、「私も知らなかったのですが、麻酔科医は本当に広い視野が必要なお仕事です。手術中は、呼吸数や体温など全身状態を把握する必要があり、モニターをずっと監視して、手術をコントロールしている。すごい技術だなと思いました」と語る。

 演じる上で、「指導していただいている先生に、どういう経緯で麻酔科医になられたのかお話を聞いたり、手技を細かく教えてもらったり、日々勉強して撮影に臨んでいます」と入念に役作りをしていると明かす。

 演じる典子について「麻酔科のお仕事だけでも激務なのに、MMTで山岳診療も兼務するとなるとすごく大変で……最初は本当にやる気がないんです(笑い)。でも、第2話で、山荘でオペをしなければ遭難者が死んでしまうかもしれないという緊迫した場面を迎え、各科の垣根を越えて命を救おうとする、そういった状況が典子のターニングポイントになったのかなと思っています」と話した。

 さらに「MMTメンバーと接するときは、あっけらかんとした快活な女性として振る舞っていますが、今後、母親との間に抱えた問題や内に秘めた思いが描かれていきます」と第3話以降の展開を示唆。「医療ドラマではありますが、登場人物たちの人間味が細かく描かれています。それぞれの気持ちがどう動いていくのか、その変化にも注目して楽しんでもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。

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