虎に翼:助っ人・ヒャンちゃんが新潟に! 手紙の誤訳判明で「胸熱」「香子ちゃんのおかげ」 涼子様&玉ちゃんとの再会にも期待

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第88回の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「虎に翼」第88回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第88回が7月31日に放送され、寅子(伊藤さん)と大学の同級生だった“ヒャンちゃん”こと崔香淑/汐見香子(ハ・ヨンスさん)が再登場し、視聴者の注目を集めた。

あなたにオススメ

 第88回では、朝鮮人の金顕洙(許秀哲さん)が被告となった放火事件の裁判が始まった。検察は、顕洙が弟の広洙(成田瑛基さん)に宛てた手紙を証拠として提出。朝鮮語を日本語訳した手紙の中には「私が中を完全に燃やしてしまったせいで、心配をかけただろう」という一文が書かれていた。

 自白ともとれる一文をわざわざ手紙に書き記したことに違和感を覚えた寅子は、事務員の小野(堺千春さん)に、朝鮮語で「火をつける」「燃やす」はどうやって書くのか尋ねる。手紙の内容をさらに検証する必要があると感じた寅子は、意を決して、大学で共に法律を学んだ香子に手紙で協力を依頼した。

 後日、香子が夫の汐見(平埜生成さん)と共に、寅子が暮らす新潟にやって来る。寅子が顕洙の手紙を渡すと、手紙に目を通した香子は「ごめんなさい。とても悲しい手紙なので」と思わず涙を流した。

 香子は、寅子が疑念を抱いた部分を「私が気をもませてしまったせいで心配をかけただろう」と翻訳。単語では「燃やす」という意味の言葉だが、上に「中に」という意味がくっつくと、「気をもませる」「心を苦しめる」という慣用句になると説明した。

 汐見が「そんな翻訳が出たら被告人自身が反論するんじゃないかな」と疑問を口にすると、香子は「あきらめちゃったんじゃないでしょうか。日本で懸命に働いても、ずっと異国人扱いで居場所もなく、味方もいなくて……。抵抗しても、さらに悪いことが起きそうで……。だから……」と、過去の自分を重ねながら語った。

 SNSでは「胸熱」「香子ちゃんナイス」「強力な援軍」「香子ちゃんのおかげで手紙の誤訳判明」「この後ライトハウスに行って涼子様たちにあってほしい」「涼子様と玉ちゃんとも再会してほしいなぁ」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画