虎に翼:竹中記者の「お嬢ちゃん」呼びに「懐かしい」の声 裁判傍聴の理由も明らかに 「ここまでくると寅ちゃんの戦友」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第112回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第112回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第112回が9月3日に放送され、寅子(伊藤さん)と旧知の間柄である記者の竹中(高橋努さん)の言動に、視聴者の注目が集まった。

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 第112回では、昭和35(1960)年2月、「原爆裁判」の口頭弁論が始まった。その判事の一人を務めた寅子は、裁判後、廊下で原告代理人を務めるよね(土居志央梨さん)、轟(戸塚純貴さん)、岩居(趙珉和さん)と出くわす。

 3人は竹中と話しており、轟は「雲野先生(塚地武雅さん)は、法廷で佐田と会うのを楽しみにしていた。その意志も、丸ごと俺たちが受け継ぐ」と意気込む。去り際、よねも寅子に「意義のある裁判にするぞ」と語りかけた。

 その場に残った竹中は、「突っ立ってないでこっち座れよ、お嬢ちゃん」と寅子に声をかけ、「悪いな、さすがに佐田判事とお呼びするべきだとは思うんだけど、どうもこそばゆくてな」と照れ笑いした。

 竹中は「雲野先生に頼まれてね」「『この裁判を記録してほしい。できれば世に知らしめてほしい』って」と打ち明け、「そろそろ、あの戦争を振り返ろうや。そういう裁判だろ?」と寅子に問いかけた。

 竹中の変わらない「お嬢ちゃん」呼びに、SNSでは「懐かしいなぁ」「竹中記者らしい」「竹中記者にとっては、いつまでたってもお嬢ちゃん」「愛情が感じられる」といった声が上がった。

 また、雲野の依頼で竹中が裁判を傍聴していたことが分かり、「まるで雲野先生の遺言を竹中さんに託したよう」「胸熱」「ここまでくるともう寅ちゃんの戦友」「記者魂が垣間見える」といったコメントも寄せられた。

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