海に眠るダイヤモンド:神木隆之介主演、「アンナチュラル」チームの次期日曜劇場 「ラストマイル」キャスト出演の可能性は「あります」とP明かす

連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介さん
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連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介さん

 TBSは9月5日、10月期の改編説明会を実施し、「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送されるドラマ「海に眠るダイヤモンド」について言及した。

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 俳優の神木隆之介さんが主演し、脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんの「アンナチュラル」チームが制作する今作。

 1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”と現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描く時代を超えたヒューマン・ラブエンターテインメントになるという。

 プロデューサーの新井さんは「『アンナチュラル』の脚本賞を野木さんが取られたときに、副賞で長崎旅行がついておりまして、そこで一緒に軍艦島に上陸したところからこのドラマがスタートしています」と明かす。

 「(舞台となる)端島という島は新宿ぐらいの大きさでして、そこに最大5000人が住んでいて、コンクリートの団地が建っていたんですけど、それが日本で初めて建てられたコンクリート(建築)で。水もない、食料もない、毎日水や食料を運んでくる船が来て、ちょっと不便だけど、“一島一家”という、みんなが家族だという島で、懸命に生きる主人公を神木さんに演じていただいております」と説明。

 「時間をかけて作ったセットも見どころですし、最終話まで台本があるんですけども、ハッピーでは終わらない野木亜紀子の『なるほどそうきたか!』という、ちょっとしたサスペンスもあったりして、飽きない作りになっています。軍艦島には今、世界中の人がたくさんやってきています。クルーズ船の予約が取れないほど人気になっておりますので、世界に出しても恥じない作品になっていると思います」とアピールした。

 また、現在公開中の映画「ラストマイル」(塚原監督)は、「アンナチュラル」(2018年)と「MIU404」(2020年)の世界線と交差する“シェアードユニバース”作品として話題になっているが、新井さんは「『アンナチュラル』『MIU404』『ラストマイル』これが一つのシリーズなんですけども、今回の『海に眠るダイヤモンド』は新シリーズなので、シェアードはしないです」とコメント。「まだ発表されてない(出演者)の中には、違う役でそのとき出ていた俳優さんが出る可能性はあります」と含みを持たせた。

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