光る君へ:見上愛が比叡山延暦寺に 彰子が経箱に託した思いに触れる 「国や民のためを思って動ける女性だったんだな」

大河ドラマ「光る君へ」スペシャルトークショーの前日に比叡山延暦寺を訪問した見上愛さんら (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」スペシャルトークショーの前日に比叡山延暦寺を訪問した見上愛さんら (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」のスペシャルトークショーが、9月8日に滋賀県大津市で行われ、藤原彰子を演じる見上愛さんが登場。前日には比叡山延暦寺を訪問し、 中宮彰子が自ら写経した法華経を納めた「金銀鍍宝相華文経箱」と対面した。 見上さんは「彰子が経箱に託した『我が国の人々が安らかに暮らせますように』という思いを知り、国や民のためを思って動ける女性だったんだなと改めて感じました」と話している。

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 さらに「この(比叡山延暦寺の)空気を感じ、実際に平安の香りが残っている場所に来て、もっと想像力を膨らませて、これからお芝居ができるだろうなと思います」とも語った。

 トークショーでは、紫式部が「源氏物語」の着想を得たといわれる石山寺など紫式部・平安時代にゆかりの深い大津市で撮影現場の裏話や見どころなどを語る……という内容で、

 客席中段から吉高さんとともにサプライズ登場した見上さんは「これまでの人生の中で、一番大きな歓声をいただきました(笑い)」とコメント。「大津市には初めて足を運んだのですが、延暦寺など私が演じる藤原彰子にゆかりの深い場所を訪問し、彼女の願いや人物像に思いを馳(は)せることができました」と振り返った、

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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