光る君へ:“伊周”三浦翔平「呪詛すると疲れる」と本音 岩手県奥州市でトーク 「精神が崩壊している」呪詛シーンも“予告”

岩手県奥州市での大河ドラマ「光る君へ」のイベントに登場した藤原伊周役の三浦翔平さん(中央)
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岩手県奥州市での大河ドラマ「光る君へ」のイベントに登場した藤原伊周役の三浦翔平さん(中央)

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」のイベントが、岩手県奥州市の江刺体育文化会館(ささらホール)で10月5日に開催され、藤原伊周役の三浦翔平さんがゲストとして登場。制作統括の内田ゆきチーフプロデューサー(CP)と共にトークを行った。三浦さんはたびたび劇中で描かれてきた伊周の呪詛シーンにも言及。「呪詛すると疲れる」と本音をもらした。

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 早くに父・道隆(井浦新さん)を亡くし、母の貴子(板谷由夏さん)もこの世を去ったことで、物語が進むに連れ、「どんどん人がいなくなって一人のシーンが結構、多かったし、感情をどんどん出すシーンが多かった」と振り返った三浦さんは、苦労したシーンに「、呪詛しているシーン」を挙げ、「エネルギー量を上げていかないと(できない)」と大変さを告白した。

 撮影現場では、呪詛のシーンを撮る日を「呪詛デー」と呼んでいたことを明かした上で、「その中でも、台本に『精神が崩壊している』とト書きで書かれていた呪詛デーのシーンが明日オンエアされるので」と“予告”。内田CPも「お芝居ではあるのですが、相当すごいエネルギーを使ったと思います」と三浦さんを労った。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

 10月6日放送の第38回では、まひろ(吉高さん)の元にききょう(ファーストサマーウイカさん)が訪ねてきて、亡き后・定子の思い出をつづった「枕草子」から一条天皇(塩野瑛久さん)の関心を奪ったまひろの物語への思いを打ち明ける。

 その後、まひろは物語の次の構想を練り始めるが、道長(柄本佑さん)から新たな提案を受け……。一方、中宮・彰子(見上愛さん)と親王に対する呪詛の形跡が見つかり、伊周の関与が明らかに。天皇は道長に相談して処分を検討するが……と展開する。

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