良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)。神木さんは、1950年代の長崎県・端島(軍艦島)に生きる主人公の鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央を演じている。第2話(11月3日放送)の放送を前に、神木さんがコメントを寄せた。
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ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同局系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。
今回一人二役を演じていますが、鉄平と玲央は全く異なる性格のキャラクターなんです。鉄平はとても真っ直ぐで仲間想い。一方、玲央はホストで、自分の将来や未来に希望が持てず、流れに身を任せ、無関心で無感情な男という役柄です。
僕自身ホストを演じたことがなく初めての挑戦でしたし、同じ人間が演じているとは思われたくない、まったく別人として見てもらいたい、というプレッシャーがありました。視聴者の皆さんいかがでしたでしょうか?
第2話の見どころは「台風と恋」。鉄平がリナを気にかけて遊びに誘う姿を、複雑な気持ちで見つめる朝子(杉咲花さん)の表情が印象的です。しかし、朝子が鉄平に寄せる気持ちにリナ(池田エライザさん)は気づいていて、見事にかわされてしまうんですけども、鉄平はどこか鈍感で無頓着な一面もあり、他人の気持ちに気づかないことが多いです。
今回も、リナへの興味がどう影響していくのか、果たしてそれが「恋」なのかどうかも分からないんです。視聴者の皆様にとっても、その微妙な心の動きを感じ取ってもらえたらと思います。
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