11月29日放送のテレビ朝日系バラエティー番組「ザワつく！金曜日」（金曜午後6時50分、一部地域を除く）は2時間スペシャルで、MC長嶋一茂さんの股関節手術に密着する。

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　実はここ9カ月間、右股関節の痛みに耐えていた一茂さん。激痛の原因は、日本人男性ではわずか2％しかいないという「寛骨臼形成不全（かんこつきゅうけいせいふぜん）」。大腿骨を支えるための「寛骨臼」が小さいため負荷がかかり、急激に軟骨がすり減って痛みが生じていた。

　だが、寛骨臼形成不全になる人の場合、関節の可動域が広くなるため、スポーツ選手には有利な骨格といわれている。プロ野球選手として活躍していた一茂さんの場合、痛みは“類まれな才能の代償”とも言えるものだった。しかし、24時間続く痛みに「我慢するのも限界」と一茂さんは今年9月、名古屋市内の病院を受診。検査の結果、1カ月前はわずかに残っていたはずの右股関節の軟骨がほぼ消えていることが判明し、人工股関節置換手術を受けることにした。

　メスを握ったのは、股関節手術の第一人者である名医。筋肉をできるだけ傷つけずに、一茂さんの負担を減らす術式で進めるが、大腿骨の先端にある「骨頭」の切除に取りかかったところ、突然、電動のこぎりが停止。のこぎりが一茂さんの骨の硬さに負けてしまうという、想定外の事態が発生した。その後、人工股関節をはめる段階でも、さまざまな困難が立ちはだかる。

　この日番組は、商品の価格を予想する人気企画「ザワつく！HOW　MUCH？」も。希少な木材「スネークウッド」で作った最高級のけん玉や、宮崎牛のステーキが入ったぜいたくなレトルトカレーが登場する。午後6時50分～同9時に放送。