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刑事憧れ芸人
1月15日(木)放送分
昨年10月に76歳で死去した俳優の西田敏行さんの軌跡をたどる「緊急特別番組 ありがとう西田敏行さん~不世出の名優 安らかに…~」がテレビ朝日で2月18日に放送された。番組内では、同日に東京都内で執り行われた「お別れの会」での俳優・米倉涼子さんと脚本家・三谷幸喜さんの弔辞がノーカットで放送された。
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ドラマ「ドクターX」(テレビ朝日系)シリーズで、西田さんと長年共演していた米倉さんは、突然の訃報に「心の準備もなく、電車の中で大声をあげて泣いたことをはっきりと覚えています」と明かし、天国の西田さんに「これからもずっと日本のエンターテインメント界を見守ってください。そして気が向いたら、私の体を使ってお芝居をしに来てくださいね。大好きだよ」と呼びかけた。
三谷さんは、西田さんが演じてきたキャラクターたちを挙げ「西田さんの残した分身たちは、これからもずっと僕らを笑わせ、泣かせ、喜ばせ、楽しませてくれるはずです」と感謝を述べた。
敏ちゃん。幅広い交友関係をお持ちの西田さんの弔辞に、こうして私が立っているということが、まずなんというか不思議だなって思います。
いつしか西田さんから、敏ちゃんという存在に。憧れから願い叶(かな)って共演者、飲み仲間、カラオケ仲間、そして相談相手にもなっていただき、いつしか目標とする俳優になりました。「ドクターX」というドラマを通じて、家族同然の存在となり、2013年の共演からあっという間に時がたってしまいました。そして、まるでワープでもしたかのように逝ってしまったと知った時、心の準備もなく、電車の中で大声をあげて泣いたことをはっきりと覚えています。
喜怒哀楽を自由自在に表現し、老若男女の壁も壊し、友好関係を広げ、体いっぱいで人生を謳歌(おうか)しているように見えた敏ちゃんは、俳優としても、人間としても、目指したい存在ナンバー1なのです。
敏ちゃんのその敏感なアンテナを私も含め、誰もがうらやましく思っているのではないでしょうか。甘えたり、怒ったり、意見したり、笑わせたり、敏ちゃんはどんな時も人の中心にいました。本当は、もっと宴の席で敏ちゃんの大好きな友人たちともお会いし、つながりたかったなと思っていましたが、今こうして皆さんにお会いすることができました。ありがとう。
役者としての基礎を持たない私が、ずっと不安で探し求めているお芝居をする上での根本的なことを、敏ちゃんのその背中を見て気付かせてもらった気がします。この気付きや発見、そして悩みはまだまだとめどなく続きがありそうですけれど、これが役者としての面白いところだよね。おしみない愛情のこもったたくさんのアドバイス、心からありがとうです。
本当は悲しいし、まだまだたくさん同じ時間を過ごしたかったけれど、天国からこれからもずっと日本のエンターテインメント界を見守ってください。そして気が向いたら、私の体を使ってお芝居をしに来てくださいね。大好きだよ。
いつも、明るい方でした。西田さんの周りには、いつだって笑いがあふれていました。今日、このおごそかな会場の中心に西田さんがいる。その現実に、僕は違和感を覚えずにはいられません。
西田さんから伺った話です。遠い昔、「西遊記」というドラマで富士の裾野にロケに行ったときのこと。休憩中に西田さんはどうしても我慢できなくなり、草むらでそーっと脱糞(だっぷん)されたということです。すると、そこへ自衛隊の一個小隊が通りかかり、豚の姿で用を足している西田さんを見て、思わず全員で敬礼をしたということです。西田さんから何度かこの話を伺ったことがあるのですが、これにはいくつかバージョン違いがあって、戦車が止まったとか、パラシュート部隊が降下してきたとか、一体どれが本当の話なのか。今となってはもう確かめる術(すべ)はありません。
西田さんからいただいた言葉があります。僕の映画(ザ・マジックアワー)に出てくださった時、撮影が始まる前に西田さんはスタジオの隅に僕を呼び出しました。それは売れない俳優役の佐藤浩市さんが、ギャングのボスの西田さんの前で、何度も何度もナイフを舐(な)めるというシーンです。西田さんはご自分のセリフ「そんなに気に入ったのなら持っていきなさい」その部分を指差して、「こんな面白いシーンを書いてくれてありがとう。僕はこのセリフを言うのが楽しみで楽しみで仕方なかったんですよ」とおっしゃいました。脚本を書く人間として、これほどうれしい言葉はありません。あの時の西田さんの言葉があるから、僕は今もこの仕事を続けていけます。
西田さんに会うことはもうできませんが、西田さんが演じたさまざまな登場人物たちは、これからもずっと僕らを楽しませてくれます。例えば陽気なカメラマン、例えば人情味あふれるサラ金の取り立て人、ちょっと太めの木下藤吉郎、釣りが大好きなサラリーマン、世界的な冒険家、冷徹な医師、冷徹な医師の義理の父親、情熱的な映画館主、チャーミングな落ち武者、猪八戒、金田一耕助、徳川将軍、徳川将軍、徳川将軍。
西田さんはかつて、ご自分の人生についてこう書かれています。「ただただ人を喜ばせ、楽しませ、それによって自分を喜ばせ、楽しませたい」。安心してください、西田さん。西田さんの残した分身たちは、これからもずっと僕らを笑わせ、泣かせ、喜ばせ、楽しませてくれるはずです。感謝の気持ちを込めて。西田敏行さま。
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