あんぱん:“愛国の鑑”のぶ、“チャラい”嵩に怒り爆発! すれ違う2人に「環境が違いすぎる」「これが当時の正義」の声

連続テレビ小説「あんぱん」第30回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第30回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第30回が5月9日に放送され、のぶ(今田さん)が嵩(北村匠海さん)に怒りを爆発させるシーンに、視聴者の注目が集まった。

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 第30回では、のぶの発案で、女子師範学校の生徒たちはお国のために戦う兵士たちに慰問袋を作ることに。休日には献金を呼びかけるなど、意欲的に活動。その様子がのぶの写真付きで新聞に載ると、のぶは“愛国の鑑”として注目を集める。

 一方、図案コンクールで佳作に入選し、賞金をもらった嵩は、銀座のカフェから柳井家に電話をかける。千尋(中沢元紀さん)からのぶが新聞に載ったことを聞いた嵩は、のぶと電話をつないでもらう。

 カフェでは嵩の仲間たちが「図案科の歌」を歌って騒いでおり、さらに健太郎(高橋文哉さん)が「誰と電話しよぉとね」「もうそげな彼女ができたとね? まさか、デッサンのモデルのあの子やないと?」などと嵩に尋ねる声が電話越しに聞こえてくる。のぶは「電話代もったいないき、もう切るで」「嵩は東京へ何しに行ったがで」といら立つ。

 嵩が「のぶちゃんも来たら分かるよ。街も、お店も、道を歩いてる人も、みんなすごくすてきなんだ。ここには自由がある」と話すと、のぶは怒りをあらわにしながら「お国のために働きゆう兵隊さんのこと、ちっとでも考えたことあるがか? 嵩がチャラチャラ遊びゆう今この時も、兵隊さんは命懸けで戦いゆう。嵩と同じばあの若者がどんどん兵隊に取られゆう。そんな時に嵩は何をしよらあ! たっすいがーのドアホ!」と一方的に電話を切ってしまった。

 SNSでは「切ない」「こうやってすれ違うのね」「これが当時の正義」「2人の環境が違いすぎる」「嵩ものぶも悪くない…全て戦争が悪い……」「のぶと嵩の心の距離が遠くなっていくようでやりきれない」といった声が上がっていた。

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