あんぱん:「愛国の先生」ヤムおんちゃん、のぶに痛烈な皮肉 視聴者の反応さまざま「心に突き刺さる」「責められるのはかわいそう」

連続テレビ小説「あんぱん」で阿部サダヲさん演じる屋村草吉 (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で阿部サダヲさん演じる屋村草吉 (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第38回が5月21日に放送され、“ヤムおんちゃん”こと屋村草吉(阿部サダヲさん)の発言に視聴者が反応した。

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 豪(細田佳央太さん)の戦死の報せを受け、悲しみに暮れる朝田家。皆が口々に「豪は立派だ」と言う中、押し黙る蘭子(河合優実さん)。深夜、線香を絶やさず起きていた蘭子は、豪の法被に手を合わせ、「豪ちゃん? おなかすいたねえ」と静かに語りかけた。

 その様子を、草吉が神妙な面持ちで見つめていた。そこにのぶ(今田さん)がやって来ると、草吉は「一度だけ、豪と釣りに行った」と切り出す。そして、「出征する前に会っときたい女はいないのか聞いたら、『毎日会ってます』だと。あいつはお国のために死ねて、今ごろ本当に喜んでんのかね。立派だったって言ってやらねえといけないのかね?」と問いかけ、「愛国の先生」とのぶを皮肉ると、その場を立ち去った。

 SNSでは「痛烈な皮肉」「心に突き刺さる」「ヤムおんちゃん、胸の奥にどうにもならない悲しみや苦しみを抱えてる。嫌味をいうのは仕方ないんだろう」「のぶの教師としての考え方に痛烈な疑問を投げるヤムさん」「のぶが悪いわけじゃない。責められるのはかわいそう」「のぶちゃんもつらいよね」など、さまざまな声が上がっていた。

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