中野信子:脳科学者 コメンテーター業は脳トレ「トレーニングしながらお金いただけてありがたい」と 「徹子の部屋」で語る

5月30日放送の「徹子の部屋」に出演した中野信子さん=テレビ朝日提供
1 / 1
5月30日放送の「徹子の部屋」に出演した中野信子さん=テレビ朝日提供

 脳科学者の中野信子さんが、5月30日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。2014年から「大下容子ワイド!スクランブル」(同局系、月~金曜午前10時25分)のコメンテーターを務めている中野さん。コメンテーター業が脳に与える効果などを語った。

あなたにオススメ

 中野さんは、コメンテーター業について、「世の中のあらゆる話題についてコメントをしなければならないんですけども、通り一片のことを言っても面白くありませんし、かといって私の専門でないところからコメントすると、『あの人はどうして、そういう見識もないのに』と言われてしまいます」といい、「専門性にある程度基づいていながら、でもあまり難しくなりすぎないようにコメントすると、けっこう脳トレになるなと思って。トレーニングしながらお金をいただけて、ありがたいことでして」と語る。

 さらに、「人とのコミュニケーションをよく取る人は(認知症になる)リスクが低いんです」と前置きした上で、「コメンテーターって本当にいろんな方と会うので、例えば大学にずっといて研究しかしませんという方だと、どうしても(コミュニケーションが)限られると思いますが、その生活と比べて、はるかにたくさんの方にお目にかかってお話をするので、非常にいいトレーニングになっていると思います。いい仕事です」と実感していた。

テレビ 最新記事