川井郁子:藝大出身のバイオリニスト 同期・葉加瀬太郎とのエピソード明かす 転機となった音楽との出会いも「徹子の部屋」で

6月13日放送の「徹子の部屋」に出演した川井郁子さん=テレビ朝日提供
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6月13日放送の「徹子の部屋」に出演した川井郁子さん=テレビ朝日提供

 バイオリニストの川井郁子さんが、6月13日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。東京藝術大学で同級生だった葉加瀬太郎さんとの思い出や自身のバイオリニストの歩みなどを語った。

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 受験の際、実技試験で葉加瀬さんは「私の一つ前でした。外で待っていたらハプニングが聞こえてきたので、私も真っ青になったんですけど、葉加瀬君は何事もなかったように、『あ、やっちゃったな』とか言って明るく出てきた」といい、「大物です」と笑う。

 高松市出身の川井さん。「田舎に住んでいたので、藝大がどれくらいのハードル(の高さ)なのか分からない、その目標に向かってただひたすら頑張ったので、入ってみたら、『あ、なんだ、こういうところか』みたいな。最初はちょっと無気力になりました」と明かす。「田舎に住んでいると、どんなライバルがいるかとか、どれくらい難しい試験なのか分からないから、それが大変だったのと、私よりも年下の女の子で、すごく頑張る子がいて、そのライバルのおかげで私も渋々頑張った感じです」と話す。

 作曲家のアストル・ピアソラの音楽を知り、「これまでにない新しい曲にすごく衝撃を受けて、私もここまでオリジナリティーを出せる道があるという目標をもらいました」という。

 それまでは目立たない衣装を選んでいたが、「自分の音楽をやるようになってから、官能的な真っ赤なドレスでデビューコンサートをやって。そうすると、舞台上で攻めの気持ちになれて楽しかった。お客様を自分が引っ張っているような感覚を味わえて、自分でびっくりしました。(かつての自分と)180度違う感じになりました」と転機になったと語った。

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