ポツンと一軒家:長崎県の深い山の中に建つ一軒家 戦後疎開でこの地に 家族と親戚が力を合わせてきた歴史

6月15日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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6月15日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。6月15日の放送では、長崎県の深い山の中に建つ一軒家から、家族の物語を紹介する。

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 衛星写真では、木々に覆われるように建物が確認でき、畑も手入れされているように見える。元自治会長の男性(76)によると、住人は亡くなっているが、親戚が畑の世話をしているという。

 「15年ほど前に叔父が亡くなった後、無人になった家を管理しているんです」とにこやかに語るのは、ポツンと一軒家の元あるじの甥(67)。「人が住まなくなったら家が傷むでしょう。荒らすのはもったいないですし、せっかく叔父が世話をしていた畑もある。好きなように使ってくれと言われていたのでね」と言い、畑に毎日通っているのだとか。

 甥に案内してもらってポツンと一軒家の畑に行くと、今の持ち主である長男(57)が植樹したという桃や甘夏といった果樹があった。長男は愛知県で暮らしているが、たびたび帰ってくるそうだ。捜索隊は、長男の帰省のタイミングで再訪することになる。

 戦後疎開でこの地にやってきたあるじのライフストーリーをはじめ、家族と親戚が力を合わせて暮らしてきた歴史に触れていく中で、スタジオは感動に包まれていく。ゲストで俳優の竹内涼真さんは「幼い頃からの思い出を受け継いでいって、なくさずに今も大切にしていてすごくいいなって思いました」と語る。

 MCは所ジョージさん、パネラーは林修さん。ゲストは竹内さんのほかにスピードスケート五輪メダリストの髙木菜那さん。

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