橋本愛:4作目の大河ドラマ「べらぼう」でてい役 とある市中の本屋の娘、蔦重は受け入れがたい存在?

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でていを演じる橋本愛さん (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でていを演じる橋本愛さん (C)NHK

 俳優の橋本愛さんが、横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に、6月15日放送の第23回「我こそは江戸一利者なり」から出演する。橋本さんは、とある市中の本屋の娘・ていを演じる。

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 橋本さんは、2018年の「西郷どん」、2019年の「いだてん~東京オリムピック噺~」、2021年の「青天を衝け」に続く、4回目の大河ドラマ出演。

 「べらぼう」で演じるていは、謹厳実直で控えめな女性だが、それが故に損ばかりをしてきた過去をもつ。ある種世慣れた女郎たちが集まる吉原で育った蔦重(横浜さん)にとっては非常に慣れないタイプの女性であり、ていにとっても蔦重はその出自も含めて受け入れがたい存在であった。しかし「本を愛する」という一点については共通しており、それが二人の絆となり、いつしかかけがえのない存在となっていく……。

 ていは「のちの蔦重の妻」。橋本さんは昨年6月の出演発表の際「このたび蔦屋重三郎の妻、ていを演じさせていただきます。どんな人物であったのか、夫とどんな関係性であったのかなど、彼女についての情報は全くといっていいほど残されていません。だからこそ、森下(佳子)さんの描くていの姿を、自由に、豊かに演じられたらと思います」と語っていた。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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