リブート
第5話 決戦
2月22日(日)放送分
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。第62回(12月23日放送)では、シャーロット・ケイト・フォックスさん演じるイライザ・ベルズランドが松江に到着。「マッサン」(2014年度後期)、「べっぴんさん」(2016年度後期)以来、9年ぶり3回目の朝ドラ出演となるフォックスさんの起用理由や演技の魅力について、制作統括を務める橋爪國臣さん、演出の村橋直樹さんに話を聞いた。
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フォックスさん演じるイライザは、ヘブン(トミー・バストウさん)の米国時代の同僚。聡明で世界を飛び回る行動力を兼ね備えた“パーフェクトウーマン”で、ヘブンに日本行きを勧めた人物だ。劇中では、ヘブンがイライザの写真を大切にしている様子がたびたび描かれてきたが、ついにイライザがヘブンに会うため松江にやって来た。
イライザというキャラクターを作る上で、エリザベス・ビスランドという米国のジャーナリストを参考にしたという。実際にヘブンのモデルとなった小泉八雲と同じ新聞社で働いており、「心の恋人」とも呼ばれる特別な友人関係にあった人物で、橋爪さんいわく「当時の米国でもとても有名な記者」。
「日本にも渡航経験があります。八雲の死後に、(高石さん演じるトキのモデルとなった)セツさんを助けたという逸話も残っています。ただ、八雲が生きている間に日本に来たという記録は残っておらず、そこはドラマのオリジナルになります」
フォックスさんを起用した理由については、「イライザは、特に演技力が必要になる役です。このぐらいの年代の女性で、イライザ役ができる方は、僕が知っている中ではシャーロットしかいないなと思いました」と明かす。
「シャーロットはBK(NHK大阪放送局)の朝ドラも久しぶりですし、子供を産んでから3、4年ぐらい表に出ていなかった。きっと視聴者の皆さんも今のシャーロットを見たいだろうなと。とにかく芝居力があるということが一番で、しかも皆さんが知っている俳優。ウエルカムな空気になるだろうなと思い、シャーロットにお願いしました」
「ばけばけ」のイライザ役を通して、改めてフォックスさんが「本当に素晴らしい役者」だと再確認したという橋爪さん。
「最初は『3年ぶりでドキドキするわ』と言いながらやっていましたが、いざ撮影に入ると言わずもがな、堂々たるお芝居でした」
一方、演出の村橋さんは、フォックスさんの演技を間近で見てすごく驚いたという。
「はじめましての役者さんとしてシャーロットさんを見させていただいたのですが、『こんなに良い役者さんだったんだ!』とびっくりしました。久々の現場で緊張されていましたが、緊張が解けてからの演技は本当に自由で、毎回撮るたびに違う表情、違うお芝居を見せてくれるので、僕も『毎回違ってもいいから好きに演じてください』という思いで演出しました」
今回、フォックスさんの演技があまりに良かったため、「物語の後半にも、もう一度出ていただくことになった」というが、彼女の何がすごいのか。
橋爪さんは「シャーロットは演技の学校できちんとした基礎を学んだ上で、日米のさまざまな作品で経験を積んでいます。『マッサン』では主人公の妻役を1年間務めましたし、その中で培ってきたものもある。基礎と才能があった上で、応用もできるんです」と語った。
フォックスさんにとって、「ばけばけ」は久しぶりのNHK大阪放送局での撮影となったが、橋爪さんによると、撮影期間中、いまも多くが大阪に残る「マッサン」のスタッフらと共に日本を満喫したとか。
「『マッサン』チームとカラオケに行ったり、お酒を飲んだり……。日本に連れてきた子供と一緒に、『USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)か大阪・関西万博に行くつもり』とも話していました」
フォックスさんにとって“うれしい再会”もあった。「マッサン」で共演した堤真一さんと久しぶりに顔を合わせたのだ。
「2人は『ばけばけ』で共演シーンはありませんでしたが、シャーロットが堤さんと同じ日にスタジオに入っていて、再会を喜んでいました。そんなこともあって、シャーロットにとって、とても思い入れが深い日本滞在になったと思います」
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