中島健人:超難関のラ・フェミスに潜入 WOWOW「映画の旅人」フランス編が8月スタート(コメント全文)

「中島健人 映画の旅人」フランス編のキービジュアル=WOWOW提供
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「中島健人 映画の旅人」フランス編のキービジュアル=WOWOW提供

 中島健人さんがMCを務めるWOWOWの映画情報番組「中島健人 映画の旅人」が、8月から「フランス編」を放送・配信することが発表された。フランス編の初回となる第9回は、8月1日午前0時にWOWOWオンデマンドで先行配信、8月10日午前0時からWOWOWプライムで放送となる。

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 中島さんが「映画×旅」をテーマに、世界の国々を周り、その国や地域を代表する映画人たちに話を聞くことで“世界の映画の今”に迫る同番組。今回は“花の都”フランス・パリを旅する。

 フランスはシネマトグラフの発明や世界初のSF映画の制作がなされた歴史を持ち、“映画誕生の地”として知られ、世界三大国際映画祭の一つであるカンヌ映画祭の開催や数多くの映画作品のロケ地にもなっている。映画の原点にして未来を担うフランス映画を探るべく、中島さんが訪れたのは、超難関の映画学校ラ・フェミス。日本人として初の入学を果たし、監督科を卒業後、監督や俳優として活躍する畑明広さんと共に授業風景の視察、現役学生や学長へのインタビューを行った。

 「ミッドナイト・イン・パリ」で第84回アカデミー賞美術賞にノミネートされた、美術科で教鞭をふるうプロダクションデザイナーのアンヌ・セイベルさんにもインタビュー。スティーブン・スピルバーグ監督やクリント・イーストウッド監督など世界的な監督作品にも携わるアンヌさんの映画熱、フランス映画の未来についても語られる。

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 フランス映画の歴史が展示されているメリエス美術館では、“映画の父”と呼ばれるリュミエール兄弟(オーギュスト&ルイ)が発明した、撮影・映写・現像の機能を兼ね備えたシネマトグラフや「スター・ウォーズ」のオリジナル絵コンテなどが紹介され、大興奮する中島さんの姿も。併せて、エッフェル塔や凱旋門といった観光地に足を運び、パリをロケ地とした映画作品の聖地巡礼する様子も収められている。

 ナレーションは津田健次郎さんが担当している。第10回以降の放送・配信情報は後日公開。

 ◇中島健人さんのコメント

 繊細さとおしゃれさが入り混じる素敵な場所でした。映画界で有名な映画学校のラ・フェミスを訪問しましたが、未来のフランス映画をしっかりと考えている方ばかりでした。

 また、欧州最大級の映画館ル・グラン・レックスはとても格式高く、いつかここで舞台あいさつだけでなくライブもしてみたいなと思いましたし、メリエス美術館も本当にすてきで、ライブの映像を絵コンテから書く自分にとっては、もはや映像業界の先輩がフランスにできた気持ちでした。

 街並みも映画のワンシーンのように全てが整えられていて、フランス映画に出てくる景色にワインの芳醇さのようなものがあり、さまざまな味わい方がありました。好きな映画の一つでもある「ビフォア」シリーズの聖地巡礼や、「ジョン・ウィック」シリーズのロケ地でのキアヌアクトを披露する僕にもご注目ください。

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