良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に出演する橋本愛さん。同局のもう一つの看板ドラマ、朝ドラ(連続テレビ小説)では決して珍しくはないものの、大河ドラマとなると少々異例の“メガネっ娘”キャラのていとして、視聴者の注目を集めている。2018年の「西郷どん」、2019年の「いだてん~東京オリムピック噺~」、2021年の「青天を衝け」に続く、4回目の大河ドラマ出演で、主人公の妻を演じるのは3度目となる橋本さんの魅力とは……。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
現在29歳の橋本さん。2010年の映画「告白」などを経て、2012年公開の「桐島、部活やめるってよ」で、スクールカースト上位の女子グループの中の一人・かすみを演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとする数々の映画賞を受賞。以降、2013年度前期の朝ドラ「あまちゃん」でのブレークもあり、10代の頃から映像界で活躍してきた印象だ。
そんな橋本さんの、凛とした美しさを役へと昇華し、そこにいるだけで絵になる存在感や説得力は、過去の大河ドラマでも発揮。
特に前回の「青天を衝け」では、主人公・渋沢栄一(吉沢亮さん)と人生を並走する妻の千代に扮(ふん)し、千代が病(コレラ)に倒れ、帰らぬ人となってしまった第36回(2021年11月21日放送)での、夫婦の別れのシーンは、栄一役の吉沢さんも「号泣しました」と撮影を振り返るほどの気持ちに入りよう。当然、視聴者からも「言葉にならない」「喪失感がやばい」との声が上がり、一つのクライマックスとなっていた。
「べらぼう」で演じるていは、口数は少ないが、心の芯はめっぽう強い女性だった千代と同じく、どちらかといえば控えめなキャラクターで、さほどアクや押しの強さは感じない。
最初は受け入れがたかった主人公の蔦重(横浜さん)とは、「本を愛する」という点で結びつきを強め、いつしか「本当の夫婦」へと関係性を変化させていったが、どこか理路整然としたものの考え方にブレはなく、その「真面目さゆえ」という部分がいい味にもなっている。
トレードマークは大きなメガネと通りの良い低音ボイス。蔦重と出会った頃のていの声には、拒絶の色が混じるようなまさしく“低温”だったが、最近は親愛の情がにじむ温かみのあるものへ。この辺りの表現も橋本さんは巧みで、いかに深く役と同化できているかがよく分かる。
さらに、7月27日に放送された第28回では、嫡男の意知(宮沢氷魚さん)を亡くした田沼意次(渡辺謙さん)の決意がつづられた文をのぞき見した際、他言しないという意味で、まゆひとつ動かさず「お口巾着で」と言ってのけたていの、なんとも愛らしい姿が話題に。
こういったシーンがわざとらしくならないのも、常々、役の心の機微を繊細にくみ取っているからこそ。この先も、大河“3度目の妻”役として存在感を増していってくれるに違いない。
フジテレビの昼の生番組「ぽかぽか!」(月~金曜午前11時50分)が12月5日に放送され、番組の最後に12月8日のスタジオゲストと番組内容が発表された。
俳優の鳴海唯さんが、NHKの「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で2026年1月6日にスタートする連続ドラマ「テミスの不確かな法廷」にヒロイン役として出演することがこのほど、…
12月8日午後1時放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は、2025年下半期傑作選。
ミュージシャンのDAIGOさんが12月7日、競馬番組「みんなのKEIBA」(フジテレビ)に出演。前週行われたジャパンカップでまさかのミスを犯してしまったことを告白した。
NHKの人気自然番組「ダーウィンが来た!」(総合)では、12月7日午後7時半から「恐竜時代の“陰の主役” アンモナイト大研究」を放送する。番組では、恐竜時代の海にいたアンモナイト…