あんぱん:“手嶌治虫”眞栄田郷敦が初登場! “モデル“手塚治虫さんに「似せてきてる!」 名前の読み「オサムシ」じゃなく「オサム」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」第95回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」第95回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第95回が8月8日に放送され、眞栄田郷敦さんが天才マンガ家・手嶌治虫(てじま・おさむ)役で初登場し、視聴者の間で話題になった。

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 第95回では、カフェで健太郎(高橋文哉さん)と食事をしていた嵩(北村匠海さん)は、近くの席に座っていた青年に目を引かれる。その青年の顔は嵩の席からは見えなかったが、ベレー帽に黒縁メガネ姿で、遅れてやって来た男性から「先生」と呼ばれていた。

 男性が「今月号も評判良かったですよ」と言うと、青年は「もう少し時間があればねえ、もっといい話になったんですよ。お茶の水と天馬は」と話しており、嵩は驚いたような表情を浮かべ「手嶌オサムシだ」とつぶやく。健太郎が「えっ!? 鉄腕アトムの?」と大声を出すと、嵩は静かにするよう促した。

 男性は「手嶌治虫先生の名前を、オサムシなどと読む読者がいますが、次の回からお名前にふりがなをふりましょうか?」と提案するが、手嶌は「いいえ、そのままでいいです。日本中に手嶌治虫の名前をとどろかせられるように頑張りますよ」と返した。

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 手嶌は「次はね、少女マンガを描こうと思ってますよ。革新的な作品になると思います」と自信をにじませた。いたたまれなくなった嵩は店を出ようとするが、手嶌の席の横を通りすぎると、「あの……」と声をかけられる。手嶌は「靴のひも、ほどけてますよ」と言いながら嵩に近づき、嵩の靴ひもを結び直しながら「こうやって二重にすれば、ほどけない」と笑顔を見せた。

 眞栄田さんが朝ドラに出演するのは初。演じる手嶌は、嵩が嫉妬している天才マンガ家で、後に仕事で関わっていくことになる。マンガ家の手塚治虫さんがモデルとなっている。

 SNSでは「あのベレー帽……か……神!」「ベレー帽の先生!」「まさかオサムシ」「あ、ゴードンだ」「眞栄田郷敦くん、手塚治虫先生に似せてきてる!」「郷敦、いいわ。郷敦!」「イケメン手塚治虫来たーーー声も渋イケメンー! 」などと視聴者は反応。劇中で訂正された名前の読みについては「オサムシじゃないんか」「オサムシって朝ドラ用かと思ったけど、やっぱり読み間違いだよね!」「やはりオサムだった」といったコメントも寄せられた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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