あんぱん:「手のひらを太陽に」歌詞“爆誕”の瞬間に視聴者沸く 「ステキなエピソード」「ここから快進撃が始まる?」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」第100回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」第100回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第100回が8月15日に放送され、終盤で「手のひらを太陽に」の誕生を予感させる展開が描かれ、視聴者が反応した。

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 第100回では、舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海さん)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとたくや(大森元貴さん)がやって来る。しかし、嵩は聞く耳を持たず、やってみてはと言うのぶ(今田さん)にも、口出ししないでくれと反論する。それ以来、2人の関係はぎくしゃくする。

 そんな中、のぶは嵩に内緒で、八木(妻夫木聡さん)の雑貨店を手伝っていた。ある日、雑貨店を訪れた嵩は、接客しているのぶの姿を目にする。「のぶちゃん……何で……」と混乱する嵩に、八木は、「少し前から手伝ってもらってるんだ。のぶさんはお前に好きなことをやらせるために、2人分働いているんだよ」と説明した。

 どしゃぶりの中、帰宅したのぶと嵩。のぶを抱きしめた嵩は「のぶちゃんばっかり、苦労かけてごめん」と謝罪。のぶは苦労だとは思っていないと返し、「たまたま今、描きゆうマンガが売れんだけやろ? それやったら、何でもやってみればえいのに」「人を喜ばせるのって、マンガだけに限らんと思う」と伝え、嵩もうなずいた。

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 2人がぬれた体を拭きあっていると、近くに雷が落ち、部屋がまっ暗に。のぶは懐中電灯のスイッチを入れ、手で明かりをふさいだ。のぶは赤く光る手を嵩に見せながら、「ほら、血が流れゆう」と笑う。嵩も手に懐中電灯をあて、「手のひらを、すかしてみれば、真っ赤に流れる、僕の血潮……」とつぶやいた。

 語りを務める同局の林田理沙アナウンサーの「おや……この詩……。ほいたらね!」というナレーションが流れ、第100回は幕を閉じた。

 嵩が口にした言葉は、やなせたかしさんが作詞を手がけた「手のひらを太陽に」の歌詞の一部。SNSでは「手のひらを太陽に爆誕の瞬間? 来週も楽しみ」「名曲が懐中電灯から生まれたとは」「ステキなエピソード」「2人で雷→停電→懐中電灯に辿り着いたのが秀逸」「やなせたかしさん作詞だったんだ! 『アンパンマンのマーチ』といい明るい歌だけど意味を知ると奥深い歌だと知る」「ここから嵩の快進撃が始まるのかな?」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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