明日はもっと、いい日になる:虐待された過去を明かす“蔵田”林遣都が話題 「演技に引き込まれっぱなし」(ネタバレあり)

ドラマ「明日はもっと、いい日になる」第7話の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「明日はもっと、いい日になる」第7話の一場面(C)フジテレビ

 福原遥さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「明日はもっと、いい日になる」(月曜午後9時)の第7話が8月18日に放送された。蔵田(林遣都さん)が親に虐待された過去を明かす場面がSNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 夢乃(尾碕真花さん)は、蔵田や翼(福原さん)にこれまでの出来事を話すことにした。

 夢乃の母親は、次から次へと恋人を作り遊びまわっていた。父親は愛想をつかして家を出て行ってしまい、夢乃の生活は大変になった。食事は用意してもらえず母親から「自分で何とかして」と言われたり、「好きであんたの母親やってんじゃないんだからさ!」と怒鳴られたり、ひどい扱いを受けてきた。

 その後、夢乃は、亮(杢代和人さん)と出会い、安西叶夢(千葉惣二朗くん)と奏夢(小時田咲空くん)を出産。「私にもやっと本当の家族ができたんだ」と幸せを感じたが、若かった2人は別れることになった。

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 それから金のことばかり考えていた夢乃は、どんどん悪い方に行ってしまい、いつの間にか子供たちのことさえ見えなくなった。自分も母親と同じことをしていると気がついた夢乃は、「ねえ、親ってどうやんの? 幸せって? 家族って何?」と蔵田たちに問いかけた。

 「怖いですよね。すごく怖いと思います。同じとは言えませんが、僕も親から虐待を受けて育ったので」と、淡々と自分の過去を話し始めた蔵田。9歳で児童相談所に保護され、施設に預けられたが、問題行動を繰り返して施設と一時保護所を行ったり来たりしたこと、結果的に里親に引き取られたことを明かした。

 「時間がたって、体の傷は消えました。里親にも大切に育ててもらいました。それでもどこにあるかもわからない心の傷はなかなか消えなくて」

 大人になって好きな人ができて「結婚」を意識した際、急に怖くなったことを明かした蔵田は、「自分の中にも虐待の血は流れていて、いつか自分がされたことと同じことを誰かにしてしまうんじゃないかって」と葛藤を明かす様子が描かれた。

 SNSでは「『怖いですよね』の震えた声がもう……話し始めるときの表情もすごい。遣都くんの演技に引き込まれっぱなし」「蔵田さんの過去を語る姿は圧巻で説得力ありました、さすが林遣都」「蔵田の過去。想像していたよりもあっさりと。だけどあの短時間で今の彼が出来るまでが想像できてしまう程の凝縮シーンだった」「蔵田さんの安西さんへの言葉に涙が溢れました」と注目された。

 ドラマは、海辺の児童相談所を舞台に、夏井翼が新人児童福祉司としてさまざまな子供たち、親と向き合い、共に成長する姿を描く。福原さんは“月9”初主演となる。

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