オモウマい店:やきそば、から揚げをよくオマケするやきそば屋 50年前に創業 鶏がらスープと「ソース3度がけ」で引き出す妙味

9月9日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「ミックスやきそば」(750円)=中京テレビ提供
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9月9日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「ミックスやきそば」(750円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。9月9日の放送は、サービスが豪快な女性店主のいるやきそば屋(群馬県太田市)と、4年半前から定期取材し、客に自分で料理させるエキサイティングなうなぎ屋(同)を紹介する。

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 元々は食堂として50年前に創業したやきそば屋。20年前からやきそばメインの店となった。現在は昼に2時間だけ営業しているが、その味にほれ込み片道2時間半~3時間かけてやってくる客もいる。

 女性店主が研究を重ねてたどり着いた自慢の「やきそば」(450円)は、大量のキャベツと店オリジナルの特製麺を鉄板で一気に炒める。その際、9種類の肉骨や野菜を使った鶏ガラスープをかけるのが特徴だ。麺をほぐす際にも利用するこのスープは、約10時間煮込んだ自家製。店を共に切り盛りする夫は「ソースの良さが引き出せる」と、その重要性を強調する。

 また、ソースをかけるタイミングは3段階に分けられ、店オリジナルの特製ソースをかけた後、香ばしくするため「追い特製ソース」をかけ、最後にウスターソースをまんべんなくかけて完成する。トッピングで青のりと紅しょうを添える。

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 バリエーションとして、国産豚肉の切り落としを一緒に炒めた 「肉やきそば」(700円)、ウスターソースや甘みのある黒ソースで味付けし、北海道産男爵イモをのせた「じゃがやきそば」(650円)に加え、どちらものる「ミックスやきそば」(750円)がある。また、食堂時代からの人気メニューで、しょうゆベースの秘伝の味付けをした「からあげ(7個入り)」(600円)も評判だ。

 「化粧しなくちゃ」と冗談を飛ばしながら取材を快諾してくれた店主は、明るく豪快な性格。客に「やきそば」や「からあげ」をオマケすることも珍しくなく「年中そういう感じ。笑顔で来たら笑顔で帰ってほしい」と、店主は語る。

 ◇客に焼かせるうなぎ屋の狙い

 一方、番組が2021年2月から定期的に取材しているエキサイティングなうなぎ屋の「野沢屋」。愛知・三河一色産を使った「うな重」(3000円)は、客自らうなぎを焼く独特のスタイル。店主による「テメェのウナギはテメェで管理運営」という焼き方の説明は、店の名物にもなっている。予約が絶えず、最近、誰もが知る「元横綱」も来店したという。さらに、群馬を代表するゆるキャラが取材に訪れたという。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストにタレントのYOUさん、人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんが登場する。

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