バブルガム・ブラザーズ:乳がんのコーン「試練はもうこれぐらいにして」と神様に懇願 心筋梗塞のトムは「男の強がり」 「徹子の部屋」で

9月2日放送の「徹子の部屋」に出演したバブルガム・ブラザーズのブラザーコーンさん(左)とブラザートムさん=テレビ朝日提供
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9月2日放送の「徹子の部屋」に出演したバブルガム・ブラザーズのブラザーコーンさん(左)とブラザートムさん=テレビ朝日提供

 音楽グループ「バブルガム・ブラザーズ」のブラザーコーンさんとブラザートムさんが、9月2日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。コーンさんは乳がん、トムさんは心筋梗塞(こうそく)の経験などを語った。

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 コーンさんは一昨年乳がんを治療した。最初は背中にできた脂肪のかたまりを町医者で治してもらった。病理検査にかけたが何の問題もなかった。1週間後、左乳首の横に「同じようなゴリッとしたのがあったので、またかよと思って、(医者に行って)調べたら乳がんだった」という。

 ステージ2で、「『乳がんです』と言われて、どこに女性がいるの?ってキョロキョロしちゃったくらい」と当時を振り返る。痛みなどは全くなかっただけに怖いと思った。「座右の銘を最近変えたんです。病気とスキャンダルは早期発見、早期治療、謝罪って決めたんです」と明かす。

 妻の反応は「サバサバしてる。女性は強いと思った。なっちゃったものはしょうがないじゃない、みたいな感じでした」という。母が乳がんだった。抗がん剤イコール髪の毛が抜けると思っていたので、尋ねたところ、「2週間くらいでたぶん髪の毛が抜け始めると思うと言われたので、その日の夜に全部剃っちゃって」と話す。丸刈りの写真が紹介されると、トムさんは「かっこいいじゃん」と反応。これまでに腎不全や前立腺がんを経験しているので、「神様、そろそろ試練はもうこれぐらいにしてくださいという感じです」と懇願した。今は2カ月に1回、通院しているという。

 トムさんは心筋梗塞の経験を語った。買い物をしている時に動けなくなったという。これはおかしいと思ったが事務所に行き、ライブのリハーサルに行ったが、動けなくて病院に行き、そのまま入院した。病院に着いてストレッチャーに寝かされ、エレベーターに乗り込んだとき、「『紳士服売り場』って言ったら、『そういう冗談は言わないで結構です』って言われて、すごく怒られました」と笑う。

 「後で思うんですけど、強がりなんですね、男の。俺は怖くないって思っている強がり。息子たちが来ても『俺、気にすんな』という強がりだったような気がします、今思うと」と振り返った。

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